第1弾  ジャンカヌー イン カリビアンアイランド カリブ海編
New Year 2001 Jankanoo carnival Bahama Island
カリブ海 ニュープロビデンス島


2001年New Year. 世界の音楽発掘のひとり旅は新世紀前夜にカリブ海に浮かぶ小さな島ニュープロビデンス島の首都ナッソ−から始まった。ブリティッシュコロニアルホテルのラウンジで、偶然に出会った地元ミュージシャンと交流し、彼の音楽に対する 気持ちを知る機会があった。シャーマンというカリブ系黒人青年は、"音楽は自分の中にあるソウルのバイヴで、 好きなメロディをごく自然に弾いているだけだ"と熱く語ってくれた。 旅のメインイベントであった、"ジャンカヌー"セレブレーションは、毎年新年にニュープロビデンス島の首都ナソーで行われる。リオのカーニバルを彷彿させる手作りの派手な衣装と、民族音楽の激しいアフロ ビート、そして狂った様な熱狂的な踊りを各地元のチーム同士で競い合う。その踊り通じて一年の始まりに厄を振り落とし、新しい年を盛大に迎える。バハマの人々の魂音楽と踊りが、密接に精神的解放に影響を与えていることを知り、深いレスペクトを感じた。シャーマンの言った言葉が、今でも僕の脳裏に焼き付いている、"音楽は自分のソウルの振動だ"と。

 第2弾 プライベート ・ハウスパーティ サンフランシスコ編

 

サンフランシスコの友人のトラビスとトリナ夫妻の結婚記念プライベート ハウスパーティでは、地元のメディアクリエーター、モデル、起業家などをゲストに迎え、 彼のロフトで盛大に祝福した。パーティーの途中にメディアプロデューサーであるトラビスのオフィスに 通され、彼の新プロジェクトである、”ビート ポリューション”構想を聞かせて貰った。 現在世界中で、大規模な経済成長の推進で、失われつつある森林を守る為に、彼は世界中の仲間達と共同で、 物を生産する企業達に対し、環境にやさしい素材使用、悪い工業排出物の抑制運動をインターネットを通じ訴えている。 将来の子供達への環境を維持するために、世界中の高校生を対象に各地で大規模な音楽イベントを開催し、 少年、少女達に自ずから真剣に環境問題について考えて貰い、企業に対して環境にやさしい素材、 環境破壊を抑制するアイデアをまとめ、初春にアメリカの大企業へと提案書を出して、環境破壊に対する企業の取組みを訴えている。 そしてひとりひとりの心にある、小さな問題意識が次第に臨界に達し始めると、人々の問題意識の覚醒が、世界中へと影響をあたえる程の力へと変って行くと言う事を彼を通して理解した。でもパーティのメインフロアに戻ると、 さっきの真面目な話しと打って変って、沢山の奇麗なお姉さんたちが、陽気にディープハウスのリズムに合わせて楽しんでたのが、とても印象的で、ついつい自分もその中へ吸い込まれて行ってしまいました。
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