●キューバ基礎情報

正式国名：キューバ共和国 REPUBLICA DE CUBA /現地では｢クーバ｣と発音する
首都 ：ハバナ 　 LA HABANA
元首 ：フィデル・カストロ・ルス FIDEL CASTRO RUZ
人口 ：1,100万 　
公用語 ：スペイン語 　
国土面積 ：11万1,000平方km / 日本の本州 約1/3

人口は約1,110万人｡うち､ヨーロッパ系白人66%､ムラート(黒人と白人の混血)22%､アフリカ系黒人12%､他､中国系アジア人などが住む。世界の中でも人種差別のない国として知られている

●キューバの気候

キューバの気候は湿気の多い熱帯性気候
年間の平均気温は摂氏24度
夏の気 温は27度
冬の気温は21度

亜熱帯性海洋気候で、年間平均気温は26℃前後。年間降水量は1375mm。気候の変化は北東からの貿易風に左右されるが､4〜10月の雨期と11〜3月の乾期に分かれている。9〜10月にはカリブ海名物のウラカン(=ハリケーン)が来ることもある

●キューバの通貨

基本的には現地の人々はペソを使用しますが、ツーリストはペソコンベルティブレ（兌換ペソ＝CUC）を使用します。日本円はベダードのホテル・ハバナリブレ内にあるBanco Financiero International、ミラマ−ルにあるホテルコモドロ内の両替所で可能です。ユーロ、カナダドルは空港やホテルなどでも両替可能です。USドルも両替可能ですが、１０％の手数料を取られます。
兌換ペソはキューバを出国するときに米ドルやユーロに両替できます。
基本的にツーリストはキューバペソは使用出来ません。

●キューバの行き方

　日本からキューバへの入国アクセスは、基本的にハバナへの直行便がないので、一般的にはアメリカのヒューストンなどを経由してメキシコシティ、カンクンなどで１泊するか、そのまま乗り継ぎで首都ハバナに入るか、またはアメリカを経由せずにカナダに入り、トロントなどに１泊してハバナへ入る方法もあります。
メキシコからハバナの表玄関、ホセ・マルティ国際航空（Jose Marti International Airport）までは、クバーナ航空、あるいはメキシカーナ航空利用となります。

私の場合は、丸１日でハバナ入りを行う強行軍でした。
コンチネンタル航空C0006便 PM15：50発で成田→ヒューストン PM13：50着（現地時間） そして乗り継ぎでコンチネンタル航空C0764便 PM15：45発　→　カンクン PM18：07着（現地時間）さらに、メヒカーナ航空　MEX7912便 PM20：10発　→　ハバナ着　PM22：20着（現地時間）

約１５時間の飛行時間があり、体力的に自信のある方にはおすすめですが、かなり疲れます。

査証（ビザ） - Visa
* 30日以内の滞在は不要
* ツーリストカードが必要。近隣のキューバ公館で取得可
* 旅行代理店や航空会社（チェックインの際）でも購入できる。15$程度
* 駐日キューバ大使館 / 査証手続

米ドルの流通禁止

キューバ政府は、キューバにおいて2004/11/8から、これまで流通していた外国通貨のうち米ドルの流通を禁止する旨を発表しました。
1．商店やホテル、レストラン等の主要な観光施設では、原則として米ドルは使用できず、外国人旅行者は原則として、現地通貨のペソ、兌換ペソ、他国通貨のポンド、カナダ・ドル、ユーロ等を使用することになります。
2．兌換ペソと米ドルの交換率は、米ドル1に対して兌換ペソ1の割合ですが、米ドルを兌換ペソに交換する場合には交換金額の10％が手数料として徴収されます。米ドル以外の通貨には換金手数料の徴収は適用されません。また、兌換ペソを米ドルに交換する場合も手数料は徴収されません。

治　安

中米・カリブ諸国はおろか、全世界でももっとも治安がいい国のひとつに挙げられているキューバ。犯罪はきわめて少なく危険な場所もないので、どこを歩きまわっても大丈夫。観光地でも、せいぜい葉巻売りなどが声を掛けてくる程度。ハバナにはツーリストの緊急事態のサポートをしてくれる「アシスツール」という機関もある。外出時もホテルの宿泊カードが身分証明がわりになるので、パスポートを持ち歩く必要はない。セーフティーボックスの使用は有料（US$2程度）となっている場合が多い。