初夏の昼さがり、"Break in Jazz"festival Vocalist in Jazz: Laura Contizは、Scuola Di Musica Civici Corsi di Jazzという、ミラノにある名門のジャズの学校が、毎年６月の間に生徒達を試す為にPiazza San Fedele Milanoで開催されている。初夏の強い日差しの中、会場には、沢山のイタリア人たちが、ジャズを楽しんでいた。イタリアのジャズのレベルは思った以上に高く、特にイタリア女性のセクシーで、情熱的なパフォーマンスに感激した。彼女たちは、完璧な英語の発音でスタンダードを唄い、会場を沸かせていた。

そして僕は知らぬ間に、彼女の歌声とその姿に釘づけになっていた。パフォーマンス終了後、どうしても彼女の事が知りたかったので、勇気をだして、まともにしゃべれぬ覚えたてのイタリア語で彼女に話かけ、英語で、どうにかこうにか、インタビューすることができた。彼女はジャズを心から愛する、すごく芯の強い、明るい典型的な、イタリア女性でした。この日僕は、ミラノ入りして２日目にも拘わらず、沢山のイタリア人の地元のミュージシャンと交流する機会があり、自分の知らなかった、イタリアンにものすごく親近感が湧き、ちょっと一歩踏み込んだイタリアを知る事ができた。