Jasmin's band member / exclusive interview 特別独占インタビュー
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Nob Kinukawa interview
●Jasmin JAPAN ツアーの感想
なんていったらいいのかな、なんか修学旅行の引率の先生みたいな
感じだったね。(笑)ながいツアーが終わって、ほっとしている
先生の気持ちです。
●ツアーのチャレンジ
ジャスミンの音楽というものに対して、それを正確に、 アルバムで伝えられるそれ以上のものをライブ という形で伝えたかったです。 それが今回のミッションでした。それに関しては、
バンドのメンバー全員に感触はあったと思います。 チャレンジというよりも、ミッションを貫徹した 充実感はありました。よし次ぎ行くぞという感じです。
いちおう自分はジャスミンのミュージックディレクターであり、 プロデューサーという肩書きだったんですけど、さっき言った 修学旅行の引率といったのは、そういう意味でね、、
なかには日本がはじめてのメンバーがいて、まあジャスミンは 前に来てるけど、、、皆、日本の人たちがあったかくて、 すごくうれしいんですよ。日本のオーディエンス大好きだし、、
日本食も大好きだし、、ジャスミンも日本が大好きだから、、 ちょっとはしゃぎ過ぎて、疲れちゃったってところもあるんですけど、 そういう意味でもディレクトしてた部分があったりして、誰が疲れているって?
俺や!みたいな。まあもう一段落したので、一安心です。 印象に残ったライブ メンバーとも話してましたが、すべての場所がメモリーとして、 残ってます。僕としては、自分が京都出身ということもあり、
清水寺でやったというのは、もちろんすごく大事だと思いますし、 でも、他の場所とくらべられないですよ。どこのオーディエンスも あったかかったし、ジャスミンの事を聞いてくれる人が日本で、
こんなに沢山いるんだなって事に対して、すごくアプリシエイト してます。CD買ってくださった方本当にありがとうございました。
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●NYCで、ベーシストとして活躍される経緯
「最初ボストンの音楽学校から始まったんで、アメリカ自体は17年目くらいかな?!NYが8年くらい。バークリ−に行くキッカケが無かったら、アメリカにもこれなかったし、ただベース一本持って自分で勉強するって事もなかなか出来ないじゃないですか。それですごくラッキーだったのは、奨学金を頂いて、バークリ−音楽大学に行かして貰って、その後にニューイングランド音楽院のマスターに入れてもらう事が出来たこと。学生の時は基礎を創って、その後は現場に出て行かないと行けないじゃないですか、大学ではアシスタントとかにベースを教えたりしてたのですが、やっぱりNYに出て一回そういう経験をしないといけないと思って。将来逃げて帰るかもしれないけど結局ズルズルと7年が過ぎました。でも最初NYに出てからは全然仕事も無かったですし、やっぱりNYは競争が激しいじゃないですか、本当に凄いやついますけど、酷い奴もいるでしょ、そういう意味でも競争なんでしょうね。前にあったテロとかもそうですけど、アート関係はちょっと沈み気味ですから、ミュージシャンはみな苦労してます。その中で自分はスタジオでの活動が多く、いろんなジャンルのミュージシャンのプロデュースやレコーディングをやってきたのですが、やっぱりジャスミンとの出会いがなかったら、、結構911以降にNYから逃げてった奴も沢山いましたし、ちょっとくじけ掛けてたかな、、だから僕はジャスミンがいるから、NYにいるって言っても過言じゃないです。彼女に出会えた事っていうのが一つの大きな理由で、こんな大変なNYにいても頑張るぞって・・
●そもそもジャスミンと出会ったキッカケって?
「そうですね、3年くらい前に僕がたまたま行ったセッションがあったんですよ。
生徒から電話がかかってきて、あるスタジオに行ってくれないか?って言われたんですよ。何かって聞いたら、オーディションがあるからって言われて、その生徒が応募してて、それがジャスミンのオーディションだったんですよ。ちょうどジャスミンがフィラデルフィアからNYへ移ってきた時にユニットを作る為にミュージシャンを集めていた時期で、、、その生徒自身が応募してたのに、すごいレベルが高いって情報を外から得て、びびっちゃったらしく、先生ちょっと自分の代わりに行って貰えませんか?と言われたんですよ。僕は別に時間あるし、いいよってな感じで、それで、そこへ行って、会ってみて、その雰囲気がですね、ジャスミン自身が丸坊主で頭にタトウーがしっかり入っている、それに夏だったんで、彼女も薄着しているじゃないですか、全身タトウーで、、、それを見て、あっ、これ違うやって思って、(笑)で、皆雰囲気がアフリカンなんですよ。事務所の人も思いっきりアフリカンで、、皆デカイし、これは違うなって思って、まあ取りあえず弾いたんですよ、これは絶対にあたらへんやろなって思ったら、すぐにジャスミン本人から電話が掛って来て、是非やってくれって、それがキッカケでした。」
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●Andrew interview
「NYでは、S.O.B というクラブで毎週金曜日にワールドミュージック系DJをしていて、サルサ、ブラジリアン、アフロビートなどをプレイしている。本当に沢山の有名アーティスト達がS.O.Bに訪れ、一緒にライブプレイしたりもする。あそこはワールドミュージック系のアーティストにとって、すごく重要なクラブでもあると思う。」
<音楽について>
「ミュージックは自分にとって、いつも最高の気持ちにしてくれるものだよ。音楽に関わってから、DJやパーカッションをプレイして、既に20年以上が経過しているけど、遡って行くと12才くらいの時にファミリーとのランチやディナーの時に、パーカッションじゃなくて、机とかフロアを使ってリズム?ノイズをだして遊んでた。すぐさま母親からスプーンが自分に投げ付けられ僕を制止させるんだ。(笑)でも、僕のファミリーはイタリアン系だからすごく自分に愛情を注いでくれたと思うよ。家ではクラッシック音楽が中心で、ドラミングはあまり感心されていなかったね。でも、自分にとってすごく自然な事だし、ただ自分の手が勝手に動きだしちゃうんだよ。(笑)リズム(ノイズ)を出す事はいつでも自分のパートの中にあるものだったんだ。自分自身それがどこから出て来たのかははっきりしないけどね。”サンクス トウ− マザー ネイチャ−”だよ。 その後にローマで一番有名なアフロキューバンパーカッションの先生と出会う事が出来た。暫くその先生に師事した後にNYCへ移住したんだ。今でも自分はあの先生を超える事も出来ないし、近付いてもいないよ。でもいつかあの先生を超えてみたいね。ミュージックはいつでも自分の中にあるものだよ。ミュージックはいつでもいい気持ちにしてくれるよ。ただ自然に沸き上がって来るもの。」
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●Cheikh interview
●ミュージックバックグラウンド
「自分のオリジナルスタイルはサバールだよ。自分の曾祖父が一番最初にセネガルでサバールドラマーになった人だったんだ。サバールは自分のファミリーをルーツにするものだった。もしあなたがセネガルに訪れることがあれば分かるけど、空港を下りてすぐにダガ−という村があって、僕のファミリーの事を尋ねてくれればすぐに分かるよ。彼らはあなた方を僕の家まで案内してくれるよ。彼らは自分達の事をよく知っているし、我々はセネガルの至る所で模様されるフェスティバルなんかで、プレイしていたからなんだ。セネガルでは、グリオ(ストーリーテラ−)がすごく尊敬される。自分のファミリーは、100年以上も昔から連綿とサバールを受け継いで来たんだ。それに自分のファミリーはグループで、今でもセネガルを中心に世界各国でプレイしている。NYにもいるしね。サバールは自分にとって唯一のインストルメンツなんだ。サバールは自分が知り尽くした楽器だ。そしてジェンベは、西アフリカ発のすごくユニバーサルな楽器だと思う。だから自分はサバールを使ってセネガルの民族音楽をCDに録音した。サバールに関する質問ならなんでも説明出来るよ。」
●リリースしたCDについて
「自分のCDは、今から約3年程まえにNYで録音して、リリースしたものなんだ。なんだかすごい早いスピードで事が起きた。そもそもNYでサバールの教室を開いていて、自分の教え子達から何故CDをリリースしないのか?と言われた事があったのだけど、その時はやってみたいとは思っていたけど、自分では、まだその時期では無い事は分かっていたし、そうする際には少し自分に時間的猶予を作ってからじっくりと録音してみたかった。自分はあせって何枚ものCDをリリースすることは考えられない。でも自分がもしそれをするのなら、自分が何をやるかを確実に理解していなければ、ならないと思う。オーディエンスから何かを尋ねられても、きちんと説明してあげたいしね。彼らはいつでも自分達のやる音楽について詳しく知りたいと思っている。サバールを自分は一番理解していると思う。NYでも多くの生徒がいるし、伝統的なサバールの認知がだいぶ広まって来た感じがする。」
●音楽について
「今まで自分は本当に色々なミュージシャン達と至る所でプレイしてきて、時にはビックネームなアーティストともコラボレーションをしたりする。音楽は自分の人生にとって、不可欠なものだ。それが自分の人生の中で一番やりたい事だよ。それは自分の魂の中にあるものなんだ。」
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[Supported
by Amsys, Hayashi , interview & Text by Jun Ide]
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[Supported
by Amsys, Hayashi , interview & Text by Jun Ide]
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