Minako Okuyama 05/20/2004　Interview by jun ide , urban groove network
Supported by Flower records

●早速、まず先日リリースされたばかりの新作"Much love"に
ついてですが、アルバムのコンセプトについてお聞かせください。

生演奏でシンプルに、というイメージはありましたが初めからとくにコンセプトが
あって曲を書いたわけではなく、何曲か書きためてあった曲をほりさげていきました。

●今作では、一日スタジオに入り殆ど一発録りで、全体的に非常に高いクオリティ
に仕上がっておりますが、その状況下、どのように集中力とインスピレーションを
キープして、あの包み込まれるような、美しいボイスを収録したのでしょう？

こういった試みは初めてだったのでわりと「一日で大丈夫だろう」という気持ちが最
初からありました。そういう心構えでいられた事が逆によかったのかも知れません。
また良いライブ感、緊張感もスタジオに流れていて、モチベーションのキープに繋がっ てとても良かったと思います。

●今作には７編ほど、愛についてのびのびと歌いあげておりますが、
今作で一番思い入れの強いトラックってありますか？

全ての曲です！　でも敢えて言うなら「花のように」かな、、、、。
何度も歌い直しができないくらい歌っていて集中力と体力を消耗（笑）する曲だから。

●殆どご自身で作詞、作曲されていますが、いつもどんな風に
インスパイアされて曲を創作するんですか？

色々な人との出会いや会話から。また何気ない瞬間だったり、、、。

●そもそもソロアーティストとして活動してゆくに至った経緯を、
簡単に教えてください。

前から自身のアルバムを制作したいという願望はありましたが、様々な人たちとのコラボレーションを通じて新しい自分自身の発見もあり、色々な意味で楽しかったです。 そういった経験や音楽を通して自分のやりたい方向がより明確にみえてきました。

●ご自身の音楽活動の中で、一番影響を受けたアーティストって？

「ピアノを弾きながら歌う」というのがこういう音楽をやる最初のきっかけになって
いるので、その楽しさ、喜びを発見するきっかけとなったアーティストという事で はBilly Joelかな、、、。

●ご自身の音楽を通じてリスナーに、何を伝えて行きたいですか？

伝えていきたいというより毎日の生活に彩りを与えるもの、生活のスパイスのような
もの、生きているって素晴らしいと思えるような音楽を作っていきたいと今は考えて
います。

●今後の活動予定、展開について教えてください。

●6.2. @ 新潟HMV インストアライブ決定。スタートは18:00~
●6.2. @ 新潟CAFE BRISKETライブ決定。（問）025-223-4222
●6.4. @ 名古屋パルコTOWER RECORDインストアライブ決定。スタートは18:00~
●6.5. @ 大阪心斎橋TOWER RECORDインストアライブ決定。スタートは14:00~
●6.5. @ 大阪cafe vuライブ決定。スタートは20:30~（問）06-4391-1215
●6.6. @ 姫路LOSS スタートは21:00~（問）HOWDY'DO 0792-84-2377
●6.19. @ 高松黒船屋 （問）087-826-3636
●6.20. @ 岡山eight cafe （問）Motion Tribe 086-224-0564
●6.26. @ 札幌ステラプレイスHMVインストアライブ決定。スタートは15:00~
●その他、全国CDショップ店内にてインストアライブ、カフェ、クラブにてライブを
予定しています。

詳しくはフラワーレコ−ズ公式web-site
http://www.flower-r.com

もしくは
奥山みなこ公式web-site
http://okuyamaminako.mmplan.com

また、年内にはフルアルバムを出したいなと思っています。

●最後にファンの方へメッセージをどうぞ。

演奏と歌の一発レコーディングという事で、ライブ感がとても詰まったアルバムに仕
上がりました。また、このアルバムの最初から最後まで通して聴いて１つの物語のよ
うに感じていただけると思います。是非、様々な日常で楽しんで下さい！

［取材協力：Flower Records、Interview jun ide］

・プロファイル 奥山みなこ / シンガー・ソングライター

90年代後期より古内東子の全国ツアー・メンバーなどで活躍した後、Reggae DiscoRockersのメイン・ボーカルとして迎えられる。ファースト・アルバム『OASIS』、『Remixes Chapter 1』に参加し、「Still In Love」、「夕ぐれ」、「OASIS」他でリード・ヴォーカルを務めるのみならず、ソング・ライティングの面でも非凡な才能を発揮する。また「I Saw The Light」や「A House Is Not A Home」（いずれもスマッシュ・ヒットを記録！）などの名曲カバーでも類い希な歌唱力で確固たる存在感を示す。この2枚のアルバムがきっかけで、池田正典(Mansfield)のアルバム『Mansfield Popp』、ピチカートファイブのトリビュートアルバム、また、S-WORDのアルバム『STAR ILLWARZ』に収録の藤原ヒロシ・プロデュースによる楽曲「Wrap Muzik」などにヴォーカリストとして迎えられる。現在はソロ・アーティストとして活動し、flower recordsのコンピレーション・アルバム『F.E.E.L.3』収録の「花のように」でソロデビュー。その圧倒的な歌唱力、魅力的なメロディ・メイキングは、既に多くの人々を虜にしている。

---

・プロデューサー高宮永徹による楽曲解説

「このミニ・アルバムはコーラスやヴァイオリンなどを除いて全曲いわゆる「一発録り」で制作しました。しかも全７曲中６曲を１日で録る、という無謀にも近いスケジュールでしたが、歌姫「奥山みなこ」はこの難題を難なくクリアして、プロデューサーとして非常に満足できる作品に仕上がりました。各楽曲の解説は以下に記しますが、トータルな作品として是非、皆さんに彼女の「うた」を楽しんでいただきたい、と心から願います。」


［取材協力：Flower Records、Interview jun ide］