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Jazz
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[Text by Maki] | ||||
Artist
name:ジャスミン Album title: Word of mouth Label: Amsys NYハーレム出身の”ジャスミン”、の1stアルバム『Word of mouth』は、 アフロセントリック・ジャズというコンセプトの元に制作され、今年7月 発売直後より、日本のクラブジャズシーンでも話題になった。 彼女の創作する内省的な詩のアプローチは、聞いている者に対し人生とは何か?を熱く 語りかけてくるようだ。黒人であるが故に持つ彼女自身のマインド コンフリクション(人種差別、 、黒人犯罪、人権問題との葛藤)を基盤に創作されている一つひとつの曲には彼女自身の人生の フィルターを通し、悩める人々の人生に対して、前向きで力強いソウルフルなメッセージがいっぱい詰まっている。10/18の初来日、青山のペリエワンダーランドでのライブを十分に堪能する事が出来た。Kinukawa氏の奏でる6弦ベースのジャズィーなリフがとても印象的な 『Time and time』、『Fear』、彼女が全身全霊で放つ、図太く、且つ暖かみのあるソウルフルボイスがベースとコンガに融合する。そして彼女が放つ驚愕する程の低音から高音にいたるまでのピッチに、私はただただ体が震えるくらい心地の良いヴァイブを全身で感じておりました。[interview & Text by Jun ] [独占インタビューとライブ映像はこちらへ] | ||||
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name:Norah Jones Album title: Come Away With Me Label:ブルーノート ジャズの名門レーベルである、”ブルーノート”からデビューした、ジャズシンガー、ノラ・ジョーンズ。ニューヨーク出身の実力派の女性アーティストは、 歌のみならず、自らもピアノを演奏、作曲も才能の持ち主。 ノラ・ジョーンズの魅力は弱冠23才とは思えぬ程、落ち着いた独特のナチュラルなスモーキー・ヴォイス。彼女が自ら演奏するピアノを基調とした、落ち着いた情緒感のある"Cold Cold Heaven"、そして作詞を担当した"Come Away With Me"など、時が経つのをすっかりと忘れさせてくれるような、"癒し系"の楽曲がすごく魅力的。まだ彼女の世界を体験していない方はおすすめです。[Text by Jun] | |||
Artist
name: Ledisi Album title: "Feeling Orange but Sometimes Blue" オークランド出身の才能あるボーカリストである”レディシィ”が、待望のセカンドアルバム”Feeling Orange but Sometimes Blue"(Jazz singer)をリリース。前作の”ソウルシンガー”に続き彼女の思いきったソウルフルな歌声を十分に堪能できます。その中でも面白いのが、3曲目のディアンジェロの名曲、 ”ブラウンシュガー”のカバーをレディシィ独特のパフォーマンスでよりセクシーに仕上げる。そして後半には"Pete Escovedo"をフィーチャーした、”Feeling Orange but Sometimes Blue"は、ラテンチックなジャズで、ディープな歌声を聞ける。そして10曲目の”Autumn leaves"で、いつものソウルフルなレディシィ節が一気に裂烈して、聞くひとが鳥肌が立つこと必至です。ジャズ、ソウル好きには おすすめの一枚です。 [Text by Jun] | ||||
Artist
name: STEELY DAN Album title: two ageinst nature スティーリーダンは数多くのロックミュージシャンの中でも他に類を見ない、独自の路線を突き進んでいる...それは30年のキャリアを経た現在でも変わりはない。 前作80年以来、20年ぶりとなる2000年にリリースされたこのアルバムから その変わらなく新しいサウンドを確認することができる。ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーから成る”スティーリーダン”は、元はソングライターとしてスタートしたのだが 書いた曲をやってくれるアーティストがいなかったために 自分たちでバンドを編成しデビューすることに・・。当時のロックサウンドとしては、キャッチーで勢いのあるロックがヒットの対象になっていたのかもしれないが、スティーリーダンの創るサウンドは それとは対照的にブルージーで渋く、極めの細かい曲調が印象的。その原因とも考えられるのは 二人共にジャズを聴く彼らが互いに チャーリー・パーカーとセロニアス・モンク が好きなことから意気投合し、一緒に音楽を始めていることからも そのサウンドの方向性は見て取れそうだ。そしてこのスティーリー サウンドは、前作から20年を経てからの 2001年のグラミー賞でも見事「アルバム・オブ・ザ・イヤー」に輝いている。 JazzやR&Bの要素も色濃く出ている彼らのサウンドはもう既に ROCKという枠に収められるべきものでは無いかもしれない。 常に音の叡智を求め続け、いつも違った感動を届けてくれる彼らはこれからも 未知の音世界へ私たちを誘ってくれることでしょう...[Text by Hiroko Tokitou] | ||||
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name: a collection of rare jazzy club tracks Album title: groovy vol.5 Label: IRMA Records Release date: 2000年 Jazzのコンピレーションで知られるIRMAレコードで人気の"groovy"シリーズ 第5弾。このアルバムでは全体的にラテン、アフロテイスト溢れるsoulfulなjazzy トラック満載の内容で、たとえば車窓からの暖かく湿った海風を感じながらのドライブを連想するような...そんなhotでいて爽快な、夏を感じさせてくれるアルバム。 一曲目から”PATSY GALLANT”の軽快なjazz sambaで幕を開け、サックス奏者”CHET BAKERの”<salsamba>、ブラジル音楽界の(クインシー・ジョーンズ的存在?)名プロデューサー、"EUMIR DEODATO"の<whistlebump>、そしてソウルフルな歌声が際立つ、"CARLOS GARNETT"のインパクト大 なjazzyトラックまで...超個性的でバラエティーに富んだ選曲になっている。 昔のレアな名曲に出会うチャンスはなかなか巡って来ないもの。 このコンピレーションアルバムから是非、あなたのお気に入りの一曲を見つけて そこからまた新たな音楽の幅を拡げてみるのはいかがでしょうか。 とっても”groovy”な一枚です。[Text by Hiroko Tokitou] | ||||
Artist
name: Brandnew Heavyes - Album title: "We won't stop" ブランニューヘヴィーズが6年ぶりにオリジナルアルバム”We won't stop"を発表。 97年発売の”Shelter"以来の新作だけに世界中で期待していたファンも多いはず。 今回ゲスト参加した女性ボーカルには、エンディア・ダヴェンポート、サイ・スミスを迎え、 彼ら独自の生演奏による都会風ジャズとヒップなグルーヴがしっかり融合し、より洗練され 全体的にパワーアップした印象。[Text by hiro] | ||||
Artist
name: Herbie Hancock Album title: Future Future Label: ビクターエンタテイメント株式会社 Release date: 2001.7.25 進化という意味はまさに彼の為にある。生演奏をループさせたりと手法は最先端のコンピューターで処理。そこにシンプルだが暖かいヴォイスの旋律。そのサウンドは常に確信的に革新的なダンスミュージック。嗚呼、ライブで踊りたい!進化の波に溺れたい!ってアナタは必聴だな。もうオレはダメだ。もうオレには何にも無い!と半ば妄想的な閉塞感を勝手に抱いていた私は3曲目の《The Essence》で希望を見た。 そろそろ目を覚まそう。その時が来たのだから。自分の翼を広げよう。さもないとメロディも消えてしまう。 私は部屋で他人の迷惑も顧みず大音量で1人踊ったぞ。そして生命力という強烈な意志にアクセスした。そんなアルバムです。[Text by jett creator] | ||||
Artist name:
Down To The Bone- | ||||
Artist
name: Medeski Martin and Wood Album title: -Uninvisible- SOULIVEと同じBLUE NOTEから発売されたMMWの新作。NYのジャズバンドとしては経歴が長く出てきた当初はピアノを重視したトリオだったけれど、Medeskiがオルガンを担当して以来、ファンク色が強くなったといえるブルーノートの中堅的存在。ジャケットを一見して「どんな音になったんだろう?」と試聴してみると、これがイントロのベースソロに続けて、ドラム、オルガンが繰り出すGrooveに即買い。そして、今回のアルバムには私の一押しのANTIBALASからホーンズのAARON JOHNSONやTODD SIMONらも参加。ターンテーブルでのスクラッチサウンドとフューチャーサウンド的なアレンジも3人の演奏に強力なスパイスが加わったといえるでしょう。この夏は野外サマーイベントで全米各地を回るようで、緑の中・森林浴とマイナスイオンを浴びて彼らのジャムセッションを聴くのは何とも贅沢な夏・・・ですね。 Official Site [Text by ToMoKo] | ||||
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