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Jazz
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だ。G.ベルサーチのピアノ・トリオがポピュラー曲を中心にクールな演奏を 展開している。「冬のソナタ」「酒とバラの日々」「マイ・ロマンス」はじめ 11曲はどれも心に響く。暑気払いにはピッタリのムードがいっぱい! 音も マイルドに仕上がっている。気泡がキラキラ舞い上がるビールを眺めて聴こう。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
Artist
name: The Great Jazz Trio Album title: 「コラボラーション」 release: 2004/8/18 Label: Eighty-Eights 偉大なドラマーと日本中が認めるあのエルヴィン・ジョーンズが亡くなった。 これが最後のレコーディングとなった。ハンク・ジョーンズ(p)リチャード デーヴィス(drs)とのトリオでスタンダード曲を演奏している。何故か H.ジョーンズのピアノ・タッチは何時もと違う。重たい感じで弾いている。 別れのコラボレーションとなったアルバムだが神さまだけが知っていた。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
Artist
name: エリック・アレキサンダー Album title: 「ジェントル・バラッズ」 release: 2004/8/21 Label: ヴィーナス ジャズ・ファンなら当代随一のテナーサックス・プレーヤーこそエリック・ アレキサンダーであることを知っている。速い曲の演奏に抜群のテクニック を聴くことができるが、実はスローなバラッズにこそ彼のセンスが滲み出る。 とにかく音色が最高!どう最高かって・・・ ホーンを響かせる強弱感がた まらない。一度聴いたら虜になることまちがいない。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
Artist
name: ボブ・キンドレッド Alubum title: 「Blue Moon」 release: 2004/7/22 Label: ヴィーナス 昔のジャズメンには場末の哀愁があった。出てくる音にもホロリとさせられた。 そんなミュージシァンはもういないと思っていたが、なんとまだ探せばいるの だ。テナーサックスを寂しく吹く男こそボブ・キンドレッドだ。ヨーロッパの 軟弱なジャズまがいの音楽よ、もうさようなら!彼のテナーサックスからは忘 れかけたアメリカ本場のジャズの香り、ジャック・ダニエルのような煙った味 わいが立ち込める。聴く人をたちまち虜にしてしまう。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
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name: マルコ・デットー Album title: 「フォーリング・イン・ジャズ・ウイズ・ラブ」 release: 国内販売7月 Label: Lush Tales(輸入CD) 日頃ケチばかりつけていたヨーロッパ・ジャズにこんな本格ジャズがあったの でびっくり!広いヨーロッパのなかでもイタリーには注目です。マルコ・デッ トーのピアノトリオは演奏も良いが音がものすごい迫力・・・小型のスピーカ ーでも音が弾ける。とにかく演奏がリズミカルで思わず身体が揺れてしまう。 アルバム・タイトルも実に洒落ているではありませんか。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
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name: ドン・フリードマン Album title: 「TIMELESS」 release: 2004/05/17 Label: Eighty-Eight's (Village Records) 歳と共に益々円熟味が増した孤高のピアニストが異色のサイドメンと作ったア ルバムを聴こう!ジョン・パティトティッチのベースはパワフルでありドラム スのオマー・ハキムもリズムを故意にかずらして演奏に色彩感を加えている。 スタンダード曲を集めたアルバムだがサイドメンの凝ったリズムが実にフレッ シュな印象を与えてくれる。ハッと耳をそばだてる生ナマしい音も随所に。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
Artist
name: ジェフ・ハミルトン Album title: 「the best things happen...」 release: 2004/03/29 Label: Azica(輸入CD) スインギーなドラマーとして人気のジェフ・ハミルトンが新しいトリオを結成 しニューアルバムを出した。共演していたベースの巨匠レイ・ブラウンが亡く なってから新人発掘を続け今回のトリオ・デビュー・アルバムとなった。ドラ ムの音に負けないパワフルなベースと骨格たくましいピアノの音量がグングン 迫ってくる。ジャズに不可欠な音力と音質ともに優れた出来栄えで感激した。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
Artist
name: ピート・マリンヴェルニ Album title: 「the Tempest」 relerae:2004/05/07 Label: レザヴォァ(輸入盤) この数年で最も活躍しているピアニストといえばビル・チャーラップ、デビッ ド・ヘイゼルタイン、エリック・リードそしてピート・マリンヴェルニだ。彼の新ア ルバムは相変わらずセンスに溢れたメロディとアドリブがいっぱいだ。スタンダー ド曲を集めた中でも「FROM THIS MOMENT ON」はノリとスピード感が抜群でバッ クのリズムとも三位一体の出来栄えで聴き応えも最高の演奏であった。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
Artist
name: ロマンティック・ジャズ・トリオ Album title: 「甘き調べ」 release: 2004/4/21 Label: ヴィーナス ジャズを聴くのに一番ぴったりな夕まぐれにピッタリなジャズ・アルバムが出 た。レィジーな演奏が聴く人に筋肉弛緩をもたらしてくれる。ロマンティック ・ジャズ・トリオの名前の通り全曲をロマンティックな雰囲気で演奏する。世 間の雑事を忘れてロマン溢れる妄想にふけるのもいいではないか。そんな世界 に連れて行ってくれる。ジャズの「ノリ」「エクスタシー」もあり音も最高! [Text by Shou Nagasawa] | ||||
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[情報提供: 長澤 祥]
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