Artist name: A.Y.B. force
Album title: LOST BREAKS
Release: 2006.1.07
Label:P vine

日本はもちろんアメリカにまで、様々な都市にメンバーを有する謎のブレイクビーツ・マエストロ集団、A.Y.B.フォース。オールドスクールHIPHOPを範とするサンプリング・マナーとタイムレスで反骨精神溢れるアティチュード、そしてキャリアに基づく確かな審美眼が生み出すファンキィ・インスト・ブレイクビーツは超グルーヴィで超マジカルで超パーフェクト。カッティング・ギターとビートの疾走が爽快すぎる「BREAKING POINT」、サウダージで小粋なムードがたまらないボッサ・ブレイクス「ASANOVA」、ヴィブラフォンの音色も涼しげなラウンジ・ジョイント「MERRY-GO-ROUND」、哀愁漂うジャズ・ピアノのサンプリングがハマる「HARDBOILED」、大定番ボッサ・ジャズ・ネタ使い「CARIOCA MOON」、アダルト・スクール・テイストとエターナルな魅力溢れる明け方パーティー・ブレイクス「ENDLESS DAWN」など、頭の先から尻尾まで1秒たりとも飽きさせることのないファンキィ・ビーツの嵐！！
[Text provided by Nasaka@P vine]

Artist name: NOSTALGIA 77 OCTET
Album title: SEVEN'S & EIGHT'S
Release: 05.12.16 in stores
Label: P-Vine Records

瞠目せよ！！これがファンク、スピリチュアル、そしてブリティッシュ・ジャズ・トラディションが絶妙に融合した全く新しいジャズの形だ！！UKが誇る新世代のジャズ／ファンクの錬金術師、ノスタルジア77率いるライヴ・ジャズ・オクテット。その驚くべき全貌が明らかになる歴史的ライヴ・アルバム！！

●UKファンク／クロスオーヴァー・シーンを牽引する名レーベルTru Thoughtsにおいて、いまやクオンティックと並び立つ顔的存在となったノスタルジア77ことベン・ラムディン。その名の如くノスタルジアに溢れた70年代のジャズ・ファンク_スピリチュアル・ジャズを再構築し、新世代のジャズとして昇華させてゆく類稀なオリジナリティは今年発売された2ndアルバム『ザ・ガーデン』でも存分に発揮されていたが、自身が率いる8人編成のジャズ・コレクティヴによるこの初のアルバムであらわになったライヴ・サウンドは、このバンドが世界のジャズ・シーンの最前線に存在することを証明している。

●ピアノ・トリオ＋2サックス＋トランペット＋トンボーンにベン自身のギターを加えた8人編成のバンドは冒頭の「Changes」からファンク・ビートに乗って疾走する。ブリティッシュ・ジャズ・シーンの錚々たるプレイヤー達による熱く燃え上がるようなソロ・リレーは圧巻の一言。UKジャズの先駆者、グラハム・コリアーのカヴァー「Down Another Road」はモーダルな旋律を持ったジャズ・ファンク。そしてアフロセントリックなスピリチュアル・ワルツ「Watusa」は何とサン・ラーのカヴァー。とにかくディープ・ファンク的なファンキィさとUKらしいジャズ・ロック的なビート、そしてモーダルなスピリチュル感とブリティッシュ・ジャズの伝統を感じさせるブルーな空気感が渾然一体となった前代未聞のグルーヴはヴィンテージなのになぜか新しく、そしてとてつもなくカッコいい！！ ●ジャズ・ファンク／レア・グルーヴ・マニアは当然のこと、ビルド・アン・アークやトゥ・バンクス・オブ・フォー的なスピリチュアル・ジャズ・ファン、そしてファイヴ・コーナーズ・クインテットやニュー・クール・コレクティヴのファンまで絶対に自信を持ってお薦めします！！
[Text provided by Nasaka@P-vine]

Artist name:Mary J. Blige
Album title:The Breakthrough
Release: 2005/12/13
Label:Geffen

つねにシーンを牽引するクイーン・オヴ・ヒップホップ・ソウルの女王メアリーJブライジが、通算
７枚目の新作「The Breakthrough 」をドロップ！彼女の実体験に元ずく恋愛、人間ドラマからおりなす、ありのままの世界を綴り続け、多くの女性ファンの共感を得ている。本作でもメアリーの作品のプロデュースには欠かせない、Dr.Dreをはじめ、ファレル・ウィリアムス、ティンバランドらが、彼女を惜しみ無くサポートしている。メアリー節全開の本作要チェキ！

[Text by Maki]

Artist name:V.A.
Album title:Di New York Soca Vibe
Release: 2005/12/02
Label:KING HERTBEAT/P vine

REGGAEHEMO＋MOOFIREも頷く新提案、『冬だからこそこんなソカッ！！』 NYキング・ハートビート発、都会的センスから湧き出た最新型ソカ・2ウェイ・ コンピがあなたをほんのりと温めます。熱過ぎず、ぬる過ぎず、新感覚適温ソ カ・ダンスホールレゲエ。ジャンルの枠を越えてNYアーティストがこぞってハ マっているこの音泉は知られざる秘湯中の秘湯…そりゃ日本を代表するソカの代 名詞的最強デュオ、HEMO＋MOOFIREも鬼プッシュ、勢い余ってライナー書き下ろ しまでやっちゃいますよ！！ あえて同じトラックで複数のアーティストが歌を吹き込むというダンスホールレ ゲエの伝統、ラバダブ・スタイルで聴かせるこの2ウェイ・アルバム。ボーナス トラック5曲付き！ �@「The New York Riddim」：R&B調ソカ・リディム。Kevin LittleやRupeeのポッ プ・ソカをさらにNYテイストで味付けした、ハープの耳障りが最高に気持ち良い アーバン・セグメント。T.O.K.の名曲「Shining Star」にも匹敵する爽快感でレ ゲエファンからR&Bファンまで楽しめるシルキーな一連。（インスト付き計8曲） �A「The Soca Flip Riddim」：ダンスホール御用達「Flip Riddim」のソカ・アレ ンジ・リディム。ひとたび耳にすればソカのイメージを覆す、是非ともパー ティーで聴きたいご機嫌なジョグリン・セグメント。人を選ばず一気にヴァイブ ス全快にさせてしまう超強力イケイケ系な一連。（インスト付き計7曲） �Bボーナストラック：ナチュラリーがソカ・カヴァーするマリオ・ワイナンズ「I Don't Wanna Know」他。（計5曲） ●参加アーティスト：総勢10組以上のソカ、レゲエ、ヒップホップのNYアーティ スト。中にはReel 2 Realで「I Like To Move It」をかっ飛ばし一躍世界的に名 を馳せたマッド・スタントマンや、盟友レッド・フォックスと歌った「Down In Jamaica」でレゲエ史に名を刻んだナチュラリーといったNYを拠点とする大御所 も参加（涙）。もちろんポテンシャル、ヴァイブスに満ち溢れる新人アーティス トも多数参加、特にジギー・ランキン、ドクターＶは要注目！！ [Text provided by Nasaka@P vine]

Artist name:SHU
Album title:Shusic
Release: 2005/12/02
Label: P vine

ユニークな経歴、エモーショナルな歌声、絶妙なヴァランス感覚のプロダクション。 ジョン・レジェンド、ラサーン・パターソン好きには是非おススメしたい、'05 年アンダーグラウンド・ソウル・シーン屈指の傑作と言っちゃいます！ケニア・ナイロビ生まれ。7歳からクラシック・ピアノを学び数々の国際コン クールで賞を受け、ハーバード大に通いながら音楽制作に勤しみ、大学の黒人ク ワイヤ、The Kuumba Singersのミュージカル・ディレクターをも担当。卒業後NY に在住しアーティスト活動をスタートさせるも'03年にはオックスフォード大で 人類学を学ぶためのローズ奨学金獲得、このアルバムのポスト・プロダクション を終え'04年にロンドンに移住したというシュー。R&B業界広しといえど、ここま で高度のインテリは稀です。 シューの声質はジョン・レジェンドを彷彿させるエモーショナルなもので、その ジョンのプロデュース等を務めたDave Tozerがプロデュースを手掛けた“Holla” はジェイ・Z“Floatin'”を彷彿させるギター・リフがキモになった、真夏の昼下 がりの木陰が懐かしい（？）フレイヴァ。MTV2のキャンペーン・ソングとして選 ばれた1stシングル“Once Again”はロック・ステディのユルさ＋ヒップホップの プロダクションをブレンドした快適グルーヴにシューの伸びある声がマッチ！ と、この辺はアップ・トゥ・デイトなメインストリームR&Bの顔を持つ。 シューを全面的にバックアップする＜ネオ・ソウル＞シーンの利き腕職人＝マイ ロン＋ジョシュ・ホニグストックは、クールなのにどこか情熱的なスパニッ シュ・フレイヴァの“Can I Take U Home Tonight”のようなこれまで見せなかっ た側面から、十八番というべき生々しい“Amor”、ファンキーな“Call Your Name” と、シューの魅力的なヴォーカル・パフォーマンスを多面的に演出、ソングライ ティング/プロダクション/ヴォーカルの三位一体で音楽的に熟成された“ソウル” に仕上がりました！
[Text provided by Nasaka@P vine]