Kerri Chandler exclusive interview ケリー・チャンドラー 特別独占インタビュー
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6年振りにキングストリートサウンズからの最新作'Trionisphere'について
あのプロジェクトは随分前からずっと取り組んできてたんだけど、 ずっと昔に完成させるべきだったって感じもあるよ。ヒサ(キングストリート)
が、いつもEPとかプロデュースしてくれていて、そろそろアルバムをまとめる 頃かな?って彼らと話していて、その間に本当に色々沢山の事が起ったんだ。
その期間に引っ越しとか、ちょっとした変化があったり、自分自身にも違う アイディアもあったし、とにかく沢山の事柄や理由のコンビネーションだったんだ。
結果的にも全てが上手く運んで仕上がったんだよ。
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レコーディングはどんな感じでした?
レコーディングはとても面白く出来たよ。そしてすごくパーソナルなものでもあったよ。 制作期間中には、沢山の友人とかと、殆ど毎晩眠らないくらいに没頭出来てすごく楽しかったよ。
自分もキーボードを弾いたり、色々なサウンドをクリエイトしたり、でも結果的には、半分以上は 俺が歌ってたって感じかな。なんかそれが一番俺がやりたかった感じだよ。
このアルバムを制作した期間は、数年費やしたんだけど、実はこの頃他のアルバムが殆ど出来上がって たんだけど、納得できなかったから、全てのトラックを消去して、まるっきりあたらしく創りなおしたんだ。
その中の数曲で、ちょっと気に入らないのがあって、考え直して、もう一回やりなおしてみようみたいな感じ で、、、それでどんどんと消去して、それを再構成しているうちに、ヒサも自分にそれを許してくれて
また新たにいいトラックへと仕上がっていったんだ。その事すごく彼には感謝してるよ。 俺はいつでも、完全になるまで満足できないんだよ!
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'Trionisphere'(トライオニスフィア)のコンセプトについて
'Trionisphere'(トライオニスフィア)のコンセプトで、一番最初に浮かんできたアイディアは、 ’TRI’(トライ)。それはいつでもスリー(3)であって、その3つの要素とは、
ソウル、パーソナリティー、リズム、それらのエレメントを全て融合させて、すごく パーソナルで、すごくソウルフルなところに、バラエティに富んだリズムを組み合わせた
ものが、俺が目指した所だったんだよ。それは’スフィア’(球面)をクリエイトするもので、 俺の造語なんだけど、'Trionisphere'(トライオニスフィア),
3つ要素のセットを組み合わせた ものを表現してみたかったんだ。
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今作で何かあたらしいチャレンジはありました?
う〜ん、チャレンジした事と言えば、新しいスタジオでの仕事かな?!すごく沢山の 技術的な問題を解決しなければいけなかったんだ。オーディオ機器なんかを接続調整したり、
それに俺が新しく仕入れたDDA(デジタル/アナログミキサー)、すごくデッカイミキサーなんだけど、それのバランスケーブルとか色々と接続したり、
ホントあれば、悪夢を見ているようだった。そのスタジオは全てPC(IBM)ベース に、キューベース(MIDI)と、テキスチャー (サウンドデザインツール)をつかったんだけど、そのテキスチャーというソフトに使う、
ソースコードを業者からもらって自分でプログラムとか組んだりして色々とやったんだ。 他のプログラムのものをテキスチャーに取り込んで新しくカスタマイズしたりしてね。
俺のスタジオには、3つのPCに、4つのスクリーンがあって、それをスタジオに散らばして 配置してるんだ。音楽制作にPCを選んだ理由としては、自分自身が随分87年頃昔に始めたのがPCで
、プログラムするのにすごく慣れ親しんでいたからんだ。マックも昔使ったんだけど、なんか 起る度にクラッシュして、どうも使い難かったんだ。PCで何かトラブルがあれば、
完全に仕組みを理解しているから、もう即効で解決出来るんだ。それで今では完全にPCベースだよ。 逆にマックで同じような事がおきたら、自分にとっては複雑だよ。普通の人とは逆だけど。
特にプログラミングに関して言うならば、PCは最高に使いやすいし、自分自身が プログラムする事や、エレクトロニック関連の物をビルドアップする事が大好きだから、
もし自分が音楽制作していなければ、恐くコンピューターエンジニアになっていたと思うよ。 自分は本当に何かを造り出す事が大好きなんだ。どこかのスタジオやクラブで、そういうシステム
とか見ると、自分でも研究して、実際にどんな風な音になるのか試したりするよ。そして 独自に全てを修正して、使えるようにしてしまうんだ。
http://www.bath.ac.uk/~masjpf/CDP/docsrefs.htm#TEXTULST
http://www.ddaconsoles.com/
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今作では数多くボーカルトラックもありますが、
あの中のいくつかのトラックで、何回かやり直したりして、よりパーソナルに 仕上げたのもあるけど、それと、随分昔のトラックなんかでは、もう一度古い
資料とか引っ張りだしてきて読んだりして、思い出したり、、それで何度か やっているうちに、以前感覚っていうか、フロウな状態になったりして・・実際にその中のアルバムの2、3曲に起用したそれぞれの女性ボーカルは、すごく良い感じで
クールだったよ。多分彼女達を次ぎの'Trionisphere 6'(トライオニスフィア)EPにも収録する予定だよ。アルバムに収録されていないけど、沢山の良いトラックとかもあるんたけど、最終的に仕上がった時点で、自分が選んだアルバム向けトラックは、20曲以上創作した内で、12〜13トラックだったかな。
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これはちょっとタフな質問ですが、今作で一番思い入れの強かった作品について教えてください。
Trionisphere'(トライオニスフィア)の中で自分が一番思い入れの強いトラックと言えば、 恐く’フェイスフル’じゃないかな。何故かって?それはある日自分がすごく精神的にも
ストレスを感じ、フラストレーションがたまっていた時があって、ひとりスタジオで 作曲しはじめたら、あっという間に出来上がった曲なんだ。それが仕上がった時点で
すごくハッピーな気持ちになれたんだ。 自分がしたいと思う事が必ず出来るものなんだなって悟って、、それに今こうして トラベルして、日本までやってきてるし、ヨーロッパなんて毎週末に行っている。
プロとして、こういう生活をかれこれ12年以上も続けているし・・・ そう言った意味からも’フェイスフル’は大好きだし、自分が好きな事をし続ける
事がとても幸せな事だと思えるんだ。 あのトラックを創ったあとで冷静になって考えてみた時に、何故自分が あんなにフラストレーションを感じていたんだろうって思って、、そんな風に
思っていた自分が可笑しく思えたし、自分がやっている事自体が幸運な事と思い直したら 落ち着いたんだ。それでちょっとリラックスして、あのリリックを思い付いて
歌ったんだ。自分がクリエイトした曲を振り返ってみると、その当時自分がどんな 日をすごしていたのか分かるんだ。(笑)それはすごくパーソナルな事なんだ。
普段、俺はあまり多くはしゃべらないけど、もし自分が何かを言おうとするならば、 俺は音楽を通じて表現するんだ。音楽自体が自分の媒体なんだ。俺は音楽を
通して人と話をするんだ。人前で歌い、それが人から返されるんだ。シンガーのひとり との間にも、自分が考えていた事と全く同じ思いを伝えあった事もあるんだ。
自分でリリックを創作する時は、自分の中にある秘めた思いを妥協せずに、自分が 感じている事を表現したいと思う時に書くんだ。それが’フェイスフル’だったんだ。
すごく堅くなに自分が信じる事を表現したいんだ。
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ミュージックバックグラウンドについて、
俺は幼い頃より父親の影響もあって、いつでも驚愕する程のサウンドシステム に囲まれてNYで育ったんだ。ただ自分のダディの背中をみていて、そういう機材
なんかを組み立てる事に興味を持ったんだ。とにかくドデカい場所にいつも連れて行って くれて、そこにはぶったまげるようなウネリを再生するスピーカーなんかあって、
すごくクレイジーなくらいすごいパワフルな音だったよ。父の同僚なんかの話しを 聞いてたりすると色々な機器の名前とか出て来て、自分にとってすごく刺激的な事だったよ。
とにかくどんな風にしてサウンドが鳴るのか、どんなアンプを使っているのかとか? どんなシステムなんだとか・・・その後自分で色々とやって行く内に
気がついた事なんだけど、”ラウド イズ ビューティフル”もしその音がクリーンなら ねと。それがすごく重要な事なんだ。大音量でも最高な音って、すごくプリティなんだよ。
でもハッシュ(潰れた音)じゃだめなんだ。大音量でもクリーンな音を俺はいつでも 求めていたんだ。自分でスタジオを組む時もいつもその事を念頭にしているんだ。
それは十分すぎる程タフでいても、邪魔な音じゃない。そこから俺のベースが来ているんだ。
自分は音響についても勉強したよ。でも音響だけに留まらず、そのサウンドがどういう風に 聞いている人に影響を与えるのか?とかもね。その音自体が体のどの部分に当たると
どう言う影響があるとか、、ある特質ある音を聞いたりして、何かを考えさせたり、 なんて言うか自分にとって、サイエンスみたいなものだよ。なんかコードを破って
新たな発見してゆくような、、そしてカレッジでもピアノを習ったりした事もあったけど、 大嫌いだったよ。(笑)俺はジャズオルガンを習いたかったんだけど、先生はクラッシックピアノ
しか教えてくれなかったんだ。なんだか、俺がやりたい事と真っ向から正反対な事をさせられていたんだ。 しかし、その後は、どっちかと言うと、見習いみたいな感じで少しづつ覚えていっていくんだけど、
殆どの自分が好きなハウスをピックアップして聞いて体で覚えて行ったって感じかな。 基本的に自分はジャズベースだと思う。なぜなら自分が育った過程で周りにいた人々がジャズをやってた
からなんだ。それが自分にとっての影響かな。
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一番影響を受けたアーティストと印象に残るアルバムについて、
マイゴット、絶対にクインシー・ジョーンズと言わなきゃね。なぜなら彼の 編曲能力とか最高だし、 " Quincy Jone's で一番好きなのは、一般的にはあまり知られてない
"Everything Must Change"って曲だよ。あの曲を聞く度になんだか 泣けてくるような感覚になるんだ。ただただ美しい曲だと思う。あと
"Killer Joeとか、全てのデュアルアルバムも最高さ、何故かっていうと ずっと昔、俺のダディと友人のJoeっていう人がいて、いつもクラブをスタートする時に
"Killer Joeをプレイしていたんだ。今でも忘れないでいるんだ。ただただ驚くくらい 印象のいい曲だったと思う。そこのサウンドシステムも最高だったし、すごくクリアーな音だったな。
そして自分自身でもピアノを弾くようになって、気がついたんだけど、 ディープなコードになればなるほど、俺の胸を締め付けるような感覚にして くれるんだ。ジャズ用語で言えば、それは”パッシングコード”と言うんだけど、
自分達は”パッションコード”って言っているんだ。俺最高にパッシングコードが 大好きなんだ。裏でストリングスも走っているような、、 なんて言うか、あのコードを聞くと、胸が締めつけられんだよ。
ホントビューティフルだよ。
それでいて、俺はタフな要素も土台に置くのが大好きなんだ。 でもその上にはいつでもプリティな感じの要素を併せてゆくんだ。
あとはボヴ・ジェイムスだね。とにかく彼のフェンダー ローズとか、、どっちかと言うと自分は古い音が好きなんだ。実際に自分が好きなのは そのサウンド自体が見えのがいい。例えばピアノとかベース。自分の中でそのサウンドイメージを
描く事が出来るんだ。コルグとかのシンセもある特定のサウンドは好きだけど ソニック的にみるとアコースティックなサウンドが大好き。
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またタフな質問ですが、自身の今迄の最高のトラックについて教えてください。
今迄の最高のトラックを選ぶっていうのは、すごくタフだけど、もし選ぶとするなら、いくつか 違うトラックに違う理由を説明出来るんだけど、強いて言うならば、自分の初期の頃の
作品で、’Get it off’は、今だに大好きなトラックのひとつだよ。 なぜならば、そのトラックを創ったきっかけは、自分の昔の彼女が死んでしまったからなんだ。
誰かが彼女を殺してしまったんだ。’Get it off’ってタイトルは、自分の 意識の中から、辛い思いを追い出すって意味でつけたんだ。 あともう1作は、Arnold
Jarvisと創った’インスピレーション’だよ。ある日彼がスタジオを 尋ねてきて、すごく楽しみながら創ったんだ。あの曲って最高のインプロバイズだったと
思うよ。俺も自然にピアノでコードを弾き出して、彼も歌を歌い始めて、ワンテイクで ストレートに決ったんだ。あとから細かいバックグラウンドを入れて行ったけど、そもそも
あのオリジナルトラックは20分にもおよぶものだったんだ。ただただ俺がプレイして、 奴が歌ってみたいな。あれは本当にすごい即興作だったな。今迄にあんな形で曲を創った事が
なかったから、すごく面白かったし、いまだに大好きな曲だよ。なぜなら俺達がいっしょに なるといつでも、すごくいいヴァイブが自然とうまれるんだ。奴はすごくクールで、俺らは
本当に親密なフレンドシップがあるんだ。
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次ぎのプロジェクトの予定について
今作以外には、サル・ソウルもリミックスしたばかりなんだけど、これから リリースする予定の作品は、CSのリミックスももうすぐ出るよ。 あとソロハウスからもリミックス出るし、マッドハウスからもシングルが出るし、
ベースメント・レッドライトとか。 ジェロームとも面白いプロジェクトやっていて、オールドスクールのアフロ・ファンク みたいな感じのトラック。これはNJに戻ってから仕上げなくちゃいけないんだけど。
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今後のハウスミュージックの展開について、
真実を語るとすれば、初期の頃、皆が始めた頃のハウスミュージックって すごくパーソナルなものだったんだ。その頃の皆は、競争して血眼になってやっている
っていうよりも、皆似たようなフォーミュラーを ベースに、同じようなサウンドで、やっていたと思う。時折人々は同じ事をやっている 事に対して怖がっていた感じもしたけど、
俺が思うに、今後ハウスミュージックはよりパーソナルに戻って行くと思う。それが どこに行くのか。そして自分の持っているクリエイティビティとスキルを証明する
時が来るよ。ハウスミュージックに嘘はつけないし、聞いている人にも嘘は つけないんだ。そのハウスミュージックの内部を通じて放たれるんだ。もし創り手がよりパーソナルに
関わっているならば、よりよい結末を迎える事になるってことを皆が気がつき始めた。 そこにいずれ帰依する事になると思う。より楽しくなってゆくような。。
なぜならハウスは楽しい音楽で、真実の音楽だからさ。自分が何を一番エンジョイ しているか?っていうのは、そこに色々なスタイル、要素をのせられるからさ。
ジャズ、ヒップホップ、ソウル、クラシカルなんでも自分が思い浮かぶものすべて。。 どんなテンポでも、ダウンでも、ファーストテンポでも、 ブラジリアンでもなんでも、どんなスタイルでも、マッチするんだ。
最終的にそういう所に戻って行くと思うよ。とにかくパーソナルにね。ハウスミュージックに 関わるすべての人の感情が、何か新しいハウスを創造してゆく事の探究へと。
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ハウスミュージックとは?
音楽無しの生活なんて考えられないよ。何していいかも分からないくらいさ。 俺にとってハウスミュージックとは、自分のソウルであって、泣きたいくらい
の気持ちにさせてくれる。と同時に部屋中を飛び跳ねたくなるくらい すごく自分を興奮させてくれるんだ。自分が何かいいものを聞いた時、自分の胸元をすごく
締め付けられるような気持ちになるよ。その音楽を創造した人のソウルとパッションが込められているからだと思う。それが大切な事かもしれないよ。本当に音楽無しの生活なんて創造出来ないくらいさ。
ファンの方へメッセージ
今、何を言っていいのかちょっと思い浮かばないんだけど、 ’play Loud,keep Deep’
[取材協力:3/1/2003 kingstreet sounds,Space
Lab Yellow/テキスト&取材 井出]
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▲KERRI
CHANDLER(ケリー・チャンドラー)
ディープハウスのオリジナルクリエイター、またその独特のベースラインと強烈なボ トムヘビーなドラムで知られる。 父親がDJだった事も手伝い、早くから地元ニュージ
ャージーやニューヨークのアンダーグラウンドサウンドに親しみ、13才になる頃には すでにNJのイーストオレンジにあったRally Record
ClubにてDJとしてデビューを果た す。その後、スタジオワークに興味を持ち、1991年にはThree Generations "Get
It Off" 、Tule' "Drink On Me"といったヒット作のプロデュースでNJの異端児として華々しく
シーンに登場。Bas Noir "Shoe b do", Dreamer G "I Got That Feeling",
Susan Clark "Deeper", Arnold Jarvis "Inspiration",
Carolyn Harding "Pick It Up", Gate- Ah "The Shelter",
Tears of Velva "The Way I Feel", Bass Mental "It's the
Music"や自分名義での"Atmosphere", "Stratosphere",
"Hemisphere", "Trionesphere"と続く一連のシリーズや、"Hallelujah",
"Glory to God", "RawGrooves", "Coro"といった作品、そしてJoe
Claussell, Jerome Sydenham, Yahya Mcdougald, Dennis Ferrerといったプロデューサーとのコラボレートでも数々のヒッ
ト曲を立て続けにリリースする。
また、リミキサーとしてもChristine W "Feel What You Want", Black Box "Strike
It Up", Martha Wash "Give It To You", Shawn Christopher
"Make My Love", Femi Kuti "Truth Don Die"等を手がける。
アフロ、ブラジリアン、ゴスペルからトラディショナルなニュージャージーサウンド をベースにしながらも革新的なアイディアとテクノロジーを駆使し、自由自在に刻ま
れる重いキックとベースラインによって常にコマーシャリズムに屈しないアンダーグ ラウンドでオリジナリティーに満ちたユニークなサウンドをクリエイトし、
ハウスミ ュージックは勿論の事、 Speed Garage, 2 Stepにも多大な影響を与えた。 DJとして もヨーロッパ全域を定期的にツアーするかたわらThe
Shelter, Body & Soul, Filter 14, Centro FlyといったNYのクラブにゲストで迎え入れられている。
2003年春には"Kaoz on King Street"に続きアルバム"Trionesphere"が再びKing
Street Soundsよりリリースされる。
[取材協力:kingstreet sounds,Space
Lab Yellow/テキスト&取材 井出]
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by kingstreet sounds , Space Lab Yellow / text & Interviewed by Jun
Ide]
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