Richard
Les Crees exclusive interview
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-ミュージックバックグラウンドについて
R:小さい頃から自分は音楽が大好きで、DJだった兄の影響もあって、 十代の頃からDJをはじめ、色んな種類のパーティでのプレイを経験したんだ。
自分の両親からもかなり音楽的な影響を受けた。特に自分の母親は ジャズ、ラテンミュージックが大好きだったから、自然と耳に入ってきた。 当時兄なんかはディスコ全盛期だったから、かなりDJにはまってた。
その後に、自分の中で、あたためていたアイディアを昇華する為に、どうにかして それを表現したかったんだ。だからトラックを創るために、DJ機器を買いはじめたんだ。
すごく自然な段階を経て音楽制作に関わっていったんだ。僕の一番最初に購入した 機材は、、、そもそも当時自分はヒップホップから入っていったから、友だちにも
ライミングする奴も何人かいたし、、そんないきさつもあって、僕がビーツを創る 事を担当した。それで一番最初に買ったのが、SP1200リズムマシーン、
たしかEMUのね。それから、ローランドのR8を買って、それからキーボードまで 必要になってきて、そんな感じでディベロップがはじまったんだよ。
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-去年世界中で大評判だった<Bahia>のコンセプトついて
R:あのアルバムは、もともとタイトルトラックだったんだ。それに自分の友だちでルイジアナ在住の ブラジリアン出身のボーカリストのスポークン・ワードを加えて仕上げたんだ。あのアルバムを制作して
いる時には、5、6トラックくらい仕上がっていて、自分の所属するiRecordからも 何枚か12インチをカットしていた。更にそれに加えてあと6、7トラックくらいアルバム向けに
制作する予定でいた。このアルバムのタイトル<Bahia>自体がコンセプトなんだ。 <Bahia>とは、ブラジルにある町の名前でもあるんだけど、それ以上に自分達は
その町のイメージの中に、ハピネスや、ピースなものを自分がオリジナルで書いたメッセージ の中で伝えたかったんだ。それをブラジル出身の友だちにたのんで、ポルトガル語に訳して貰って
その全体のアイディア自体が、実際に<Bahia>のアルバムとして出来上がったんだ。 そのアルバムを聴いて、自分自身がすごく気持ちいい状態になれたり、そのポジティブなイメージを
喚起して、楽しめればと思ったんだ。それぞれの曲は違ったスタイル、テイストで仕上がっていて、 その時の僕の気持ちからアウトプットしたんだ。とても楽しめるアルバムだよ。
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-去年世界中で大ヒットした<La La La>について、
もともとオリジナルの<La La La>は、インストルメンタルバージョンしか 無かったんだけど、、、たしかパラダイスEPとしてリリースされたんだ。それから
アルバムへと収録することが決り、フランスのディスタンスミュージックにもライセンスした 時に、ディスタンスのひとりがブラジリアンボーカルですごくいい女性がいると言って、
紹介してくれたんだ。それがきっかけで、このトラックの上にポルトガル語のリリックスを のせようと思い付いたんだ。それからすぐに彼女へオリジナルトラックをあげて、
リリックスを書いてもらい、それが上手くマッチして仕上がったんだ。
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-影響を受けたアーティストについて
R:自分が育って来た中で、一番影響を受けたアーティストを選ぶとしたら、 う〜ん、むずかしいけど、多分7、8年くらい前に良く聴いた、ジャズピアニストの
'Michel Camilo'だよ。クラッシック〜ジャズの上にカリビアンサウンド〜ブラジリアンを 融合させた感じの本当に多くの要素を包有する独特なスタイルを持つピアニストなんだ。
彼の音楽には多くのエナジーを感じられる。
ハウスミュージックから受けるフィーリングとは?
R:それは日常生活の中で必要不可欠なパートを担っている。 僕をハッピーにしてくれる時もあれば、悲しい気持ちにさせたり、 エナジェティックにさせたり、本当にその時その時の状況やムードにもよるけどね。
音楽を外した生活なんか考えられないよ。他の沢山の人々で音楽無しの生活で大丈夫な人って いるのかな??(笑
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-今年発表する予定の作品について教えてください。
まず2003年2月末にシングルをiRecordからリリースするんだ。
トラックの名前は、’サンシャワー’。それに続いて、パラダイスEP から、新たに出来の良いシングルをピックアップして、リミックス専門のサブレーベルから
リリースする予定でいるよ。多分もっと色んなスタイルのla la laをリミックスして 行くつもりだよ。それに現在、2アルバム制作を進行していて、その内のひとつは、<Bahia>の
フォローアップ盤で、2つ目のアルバムはロンドン出身の<ジェントルピープル>とのコラボレーションで どちらかというと、ラウンジっぽい雰囲気のグルーヴかな。そんな感じで新作に取りかかっているよ。
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[取材協力:Josh
Child,Space Lab Yellow, interview & Text by Jun Ide]
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