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club
music 03
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去年ネイキッドミュージックでは、Blue Sixをはじめ、Aquanote,Miguel
Migs達のソロアルバムを次々にリリース。その革新的でアーティスティックな ディープハウスが世界中のダンスフロアで支持された事は記憶に新しい。
今回のBARE ESSENTIALS VOL. 2には、今までリリースされなかった ネイキッドミュージックのアーティストによる良質な未発表トラックもふくまれ
、彼らの新鮮なグルーヴを楽しめる。リサショウの'Let It Ride'をはじめ、Aquanoteのヒット作 'Nowhere' は、Crazy
P's Heatwaveのリミックス、更にはJimpster による Blue Six 'All I Need'のリミックスなど前作のイメージと違った味付けになっている。[Text
by Jun] | ||||
Artist
name: NXS(ネクサス) Album title:PSBD RMX Release: 3/26 on sale Label:comma Juzu a.k.a.MoochyによるライブプロジェクトNXSが2002年初頭に発表した1stアルバ ム“Pearl,Snake,Bird,Dawn”(IDCC-1009 / comma-09)を気鋭のクリエーター14組 がリミックス。 集まったトラックはそれぞれが鮮やかな解釈をしめしながら不思議と呼応し、やがて ひとつの広大なシーンを照らし出していく。 ニューウェーブから受け継ぐ革新性と洗練を極めるダンスのエッセンスが交流し、民 族音楽、ジャズ、ダブまで繋がる独自な発展をとげている現在を映すオムニバス。 ハード・エクスペリメンタルな傾向のトラックを中心としたDISC X、リラックスした グルーブの良質なリスニングを指向したDISC Y。 ビビッドな音楽を求めるすべてのリスナー必聴のダブルアルバム! 国内のクラブダンスミュージック入門編としても最適、代表的なアーティストから注 目の新人まで網羅し、これからの可能性を示唆する格好のオムニバスです。 (参加アーティスト)AKIO NAGASE、B0ADER(KENSEI&TAIYO)、DATEGEN、ebz、JEBSKI、 KAORU INOUE、KUNIYUKI、L?K?O、LAMONT&dol-lop、MONKA(KINKA&MOOCHY) 、SAIDRUM、 TKSG、TOMOKI、UNUSED [Text by S.Mimura] | ||||
Artist
name: SLEEP WALKER Album title:SLEEP WALKER Release: Label: クラブミュージックシーンにおけるジャズというのはある意味既存のジャズの形をしておらず、それこそ未来型、フューチャージャズと呼ばれクラブシーンにおけるジャズを表現しているのだが、このSLEEP WALKERは少し違っていて、クラブミュージックシーンで過去のジャズを表現できる数少ないアーティストだ。 クラブミュージック的なグルーヴを操り、懐古的であり伝統的な演奏方法は、現在のクラブカルチャーと過去のリアルジャズを融合した全く新しい世界。 それこそ現代の空気を持った過去のジャズである一枚だろう。 個人的に好きな「LIFE IS THEATER」は、まるで一流のロードムービーのような流麗且つ哀愁を持つ作品。 ジャズの持つ魅力を現代に分かりやすく引き出した一枚。必聴。 [Text by Oki] | ||||
Artist
name: Various Artists | ||||
Artist
name: Qypthone Album title:Montuno No.5 Release: Label: 聴き終わってからふわっと体が軽くなった気がする。気持ちよくて、爽やかで、そしてそれ以上にワクワクさせてくれるサウンド。どこか突き抜けたような明るさを持つキップソーン初のフル・アルバム『モントゥーノ ナンバー5』はこの寒さ厳しい冬には少し不似合いかもしれない。ルーティンのコンピレーションにも収録された「オン・ザ・パレット」を含み、サンバ、ジャズを中心に、ハウス、スカを織り交ぜ休みなく最後まで突き進む。普通これだけリズムの強い曲が並ぶと耳疲れしてしまいそうだが、そうならないのは全曲の作曲及び音作りをまかなう中塚武、作詞も手がける果実のように潤った声を持つヴォーカル大河原泉のタッグが生み出すキャッチーさのおかげだ。彼らの作り出すグルーヴは、ピチカート・ファイヴやオレンジ・ペコーを連想させる。以前より海外でもライブを行ったり、和物コンピ『スシ 4004 』に参加し、確実に評価を高めつつあるキップソーン、流行のカフェ系ジャズというくくりに入れてしまいたくないグループだ。[Text by J.Saeki] | ||||
Artist
name: 須永辰緒 /Sunaga t Experience Album title: DOUBLE STANDARD Release: Label: プロデューサー、リミキサー、DJとしてこれまで数限りない賞賛を浴び続けてきたSunaga t Experienceこと、須永辰緒。Fantastic Plastic Machine(以下、FPM)こと、田中知之、小西康陽ら、現場とスタジオを行き来する同業他者とともに須永の曲にはクラブ・ミュージックを通しフロアとリビングを限りなくクロスオーヴァーさせようというにおいが感じられる。そして、CDという媒体を通じ、彼らがクラブ・ミュージックを家庭でも楽しめるよう拡散させ、フロアとリビングというダブル・スタンダードを確立させたことはとても大きな貢献と言える。 多作家と須永は思われがちだが、オリジナルとなれば、2年前にリリースされたファースト・アルバム『Crouka』に続き、今作『Double Standard』はまだ2作目なのである。『Crouka』が、聴けば聴くほどその旨みが染み渡る、まさに“捨て曲なし”と断言できるほどの名作となっただけに、『Double Standard』には期待もあるが、『Crouka』を超えることができるのか、という危惧も付きまとった。が、しょせんは杞憂に過ぎなかったようだ。 昨年末リリースされた、ストリングスが美しく栄える先行シングル「No Reason No Rhyme」、FPMがシングル「Why Not ?」で大胆抜擢したヴォーカリスト、山本領平が歌う「Slip Away」(ディープハウス・トラック「Summer Daze」の元ネタ)などに注目がいきがちかもしれない。しかし、沖縄出身の仲田正江が民謡調で歌う山下達郎のカヴァ「Futari」と琉球アンダーグラウンドとのコラボレート作品「ヤチムン通り」(沖縄県にある焼き物で有名な壷屋町では焼き物をヤチムンと呼ぶそうだ)は、今作では異色であり、新鮮だ。須永に通じるジャズを基調としたメジャーな展開は薄れ、オリエンタルなふわっとしたやんわり感がどこか気持ちよさすら届けてくれる。 歌詞カードにはOrange Pekoe、クボタ・タケシらとの対談に加え、小西康陽との『Double Standard』に収録された曲の元ネタばらしトークなどが収められている。これは必読です。[Text by J.Saeki ] | ||||
Artist name:
福富 幸宏 Yukihiro Fukutomi | ||||
Artist
name: Various Artist Album title:LA FABRIQUE PRESENTE: PARIS-TOKYO, PREMIER RENDEZ VOUS ラ・ファブリック・プレゼンツ:パリー東京 プルミエ・ランデヴー Release:2003 .3.21 OUT Label: Victror フランス、パスティーユに本店を構え、今春東京、渋谷にも出店したDJレストラン『LA FABRIQUE』が監修する、フランスで話題のFOODINGというスタイルをテーマにしたコンピレーション。心地よい音楽と食との融合をコンセプトに、いままでにラ・ファブリックの夜を彩った日仏の気鋭アーティストの楽曲を中心にコンパイル。会話や食事とうまく溶け合ったラウンジ/クラブ・サウンドが、心地よいボリュームで流れる空間。フランス人の"遊び方"をそのままレプリカしたような雰囲気を演出してくれる良質のクラブ・ミュージック集![Text provided by Kaoru Sekizumi] | ||||
Artist name: V.A | ||||
Artist
name: SHIRLEY BASSEY Album title: THE REMIX ALBUM...DIAMONDS ARE FOREVER Label: EMI Release date: シャーリー・バッシー、このナヤマシゲでネットリとした歌声、英国における20世紀最後の歌姫!いえ、the Queen of English singer!!そんな彼女のナンバーをaway TEAMやNIGHTMARES ON WAX、などの敏腕DJ団がリミックスしてくれちゃってるのがこのアルバム。勿論、007シリーズのあの名曲も甦ってますよ。オススメは「WHERE DO I BEGIN」。あの「hotel costes」でもお馴染み、フレンチDJステファン・ポンポニャック氏も選曲してたこのナンバー。最近は(シャーリーではないですが)車のCMにも使われてましたね。ちなみに、英国人気テレビ番組「MR.BEAN」のビーンも設定では、尊敬する人=シャーリー・バッシーだそうです。本当に愛されてるんですね。[Text by chelsea] | ||||
Artist
name: HERBERT Album title: bodily functions Label: SOUNDSLIKE MUSIC Release date: このアルバム、キョウサク(造語)です!驚くほどの驚作、叫びたくなるほどの叫作、ヤバイ狂作。アドレナリン出まくります。(特に#14のthe audience)巷ではHERBERTをフューチャージャズの囲いに入れてますが、それ以上に敬意を払わなきゃいけないオトたちです。今作ではボーカルにダニ・シシリアーノ嬢を迎えてのHERBERTマジックが繰り広げられてますよ。あのエゴラッピンも「HERBERTのストイックさ、ヤバイよ」って言うんだからマストです。で、このHERBERT、マシュー・ハーバートさんが主体なんですが、彼は色んな名義で日夜実験に励む男です。doctor rockitやradio boy、the herbert big bandなどなど、ダイナマイトイングリッシュマンですね。ちなみに彼のパパは英国BBC RADIOの音響スタッフだったそうです。血は争えない、メカ家族です。最後に、#9 on reflectionは20代30代のお姉さま方にオススメです。ココロが洗われますよ。ガーデンウェディングにも使えるナンバーです。このアルバムを聴いて、素直にfaze!してください。[Text by chelsea] | ||||
[2003年1月〜2003年5月]
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