club music 02
Artist name: BLAZE
Album title: Spiritually Speaking
Release:

Label: Westend records

あれ、もう戻ってきたの? ブレイズの新作発表を受け、嫌味ではなく、本当にそう 思った。なぜなら、今年4月の突然の活動休止宣言、そして忘れ形見のようにリリー スされた日本編集版『Best of Blaze』。そう、僕らは、このアルバムを枕元に飾 り、眠れるぬ夜を過ごすつもりだったからだ。けれども、DJのケヴィン・ヘッジ、 キーボードのジョシュ・ミランからなるブレイズの4thアルバム、『Spiritually Speaking』は、本人達の言う”自作曲の寄せ集め”とは思えないほどの断片の集合体 だ。
程よく配置されたディープ・ハウスはブレイズ節を十分に保ち、クラブでのキラー・ チューンともなりうるほどの美メロ。けれども、全体にあるのは、前作『Natural Blaze』よりも一層ソウルでR&Bなのだ。育ての親ともいえるティミー・レジスフォー ドと共通するのが、歌詞への愛着だろう。良いリズムと歌詞。ダンス・ミュージック においてとかく先行しがちなリズム重視の傾向に、歌詞でスピリチュアルさを伝えて いきたいというブレイズの思いが存分に盛り込まれている。ブレイズの美メロもさる ことながら、歌詞にあるブレイズの姿に僕は強く引き寄せられた。”BLAZE”のそれ ぞれのアルファベットの意味をポエトリー・リーディングで語る「Black Byrd Interlude/Spiritually Speaking」、ハウス創世紀よりダンス・ミュージックを見て きたブレイズならではの「Do You Remember House ? feat.Palmer Brown」などを通 して、“人生の中で教わる多くのことを歌詞に反映させるようにしている”、という ブレイズのメッセージが僕の体にぐうっとしみる。是非、歌詞を読んで欲しい作品 だ。
[Text by J. Saeki

Artist name:Kerri Chandler
Album title: "Trionisphere"
Release:

Label: Kingstreet sounds

Kerri Chandlerが、6年振りにアルバム"Trionisphere"を King Street Soundsより3月26日にリリース。
ここにケリ・チャンドラーが建てた家がある。重厚にして堅固、驚くほど緻密に組み 立てられた、とても完成度の高い家である。90年代以降のハウス・ミュージックは、 すべてこの家の構造を模倣するところからスタートし、その幾つかの要素を様々な方 向性へと発展させ進化を遂げてきた。しかし、いや、ゆえに、いまだにケリ・チャン ドラーの家を凌ぐ家は建てられていない。音楽的に更に成熟し、ディジタル世代のソ ウルを極めたケリ・チャンドラーが、腑甲斐無い状況を見るに見かねて、遂に新たな 家を建立した。その家の名は『Trionisphere』。2003年、ようやくケリ・チャンドラー> によって21世紀のハウス・ミュージックのスタンダードが制定される。

もっと詳しくText provided by King street sounds
Artist name: King Britt
Album title:King Britt Presents The Philadelphia Experiment Remixed
Release:

Label:


キング・ブリットによる最新リミックス集、"ザ・フィラデルフィア・エクスペリメント"は、 彼の地元フィラデルフィアのジャズユニットである”ザ・フィラデルフィア・エクスペリメント” の良さをキング ブリットのフィルターを通し一層引き出された極上の仕上がりとなっている。 このリミックスはキング・ブリットのファンのみならず多くのリスナーをフィリーストリートへと連れ出してくれるだろう。そして豪華なリミキサー陣には、ヴィクター・デュプレーを始め、オバ・ファンケなどを起用し、キングブリット自身もスクーバ名義でトラックを提供している。要チェック![Text by Jun]

Artist name: DJ SPINNA
Album title: HERE TO THERE
Release:
Label:

NYと言えばやっぱこれだろ、今やヨーロッパや日本でも大人気、DJ SPINNAの最新作はBEAT GENERATIONシリーズ(ピート・ロックやジャジー・ジェフが既発、最新作はキング・ブリット)から。ラッパー・ミュージシャンを曲ごとに迎え、ヒップホップだけでは収まりきれず、ハウス・ジャズ・ファンクなどをクリエイト!自身の脳内をここぞとばかリに世界に向けて噴出してます!!
ロイ・エアーズが垣間見れる3、アンジェラ・ジョンソンが歌う12はトロトロだし、マーク・ド・クリーブローが参加した14なんてスペシーで四つ打ちで美しすぎる!絶対、スピナをCHECKITOUT(チェキダ)!!
[Text by BLUEDOG ]
Artist name: Cevin Fisher
Album title:
Mix the vibe
Release:
Label:
King street sounds

数多くのヒット曲を輩出し、10年ちかい歴史を誇る KING STREET SOUNDS が贈る人 気 MIX CD シリーズ " MIX THE VIBE " にあの CEVIN " 7"FISHER の登場です。US ハウスのもつボトムヘビーかつグルービーな音感とヨーロッパ的なトランシーな風味 を兼ね備えた CEVIN の音楽は、ここ数年のトランスブームの波にも乗り、母国ア メリカのみならずヨーロッパを爆走し続けている。ヨーロッパのトランス、プログレ ッシヴハウス界のツートップSASHA , JOHN DIGWEED をはじめマッチョハウスの神様 SUPERCHUMBO や あのDANNY TENAGLIA といった今のハウスシーン最前線で活躍してい る DJ たちのマストな存在になっている CEVIN のDJ としてのMIX 力をここで堪 能することができる。まさに今が旬の MIX CD です。 ここ数年GLOBAL UNDERGROUND, NU BREED といったプログレッシヴ系のシリーズ化し たMIX CD が数多く存在する中、とてもユニークなMIX CD をKING STREETとCEVIN が 実現してくれました。ジャンルに関係なくディープ、スピリチャル、プログレッシブ 、トランス、どの愛聴家もこのファンキーなグルーヴに心も体も奪われることでし ょう。もっと詳しくText provided by King street sounds

Artist name: Timmy Regisford
Album title:Club Soul 〜Non-Stop Mix By Timmy Regisford
Release:
Label:

NYのクラブ界で最もリスペクトされるティミー・レジスフォードが、 遂に”クラブ・ソウル”を日本先行リリース。彼はハウスミュージック界のみならず、 ブラックミュージックの殿堂モータウン、MCAなど数々のレコードレーベルで 有名アーティスト達を輩出してきた。そのティミーが今回本腰をいれて のリリースとなった ”クラブ・ソウル”のコンセプトは、現在NYの大都会で連綿と受け続けられている ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ラテンなど黒人音楽を基盤として多様化 を極め尽くしているNYダンスミュージックシーンの最も旬な音を伝えるために企画され、 日本のみならず、全世界でこのミックスへの高い評価が賞賛され始められようとしている。 そしてその内容は、まずクイーンオブヒップホップソウルを 代表するメアリーJブライジが放つ芯の通ったソウルフルなトラック、 ”Let Not man put Asunder”から ぐっと引き込まれ、Nu Colours,Femi Kuti,George Benson,MAW,Kenny Bobien達へと、息付く間もない程、極上のソウルフルトラックに熱い思いが込み上げてくる。 かなりおすすめの一枚です。[Text by Jun]

Artist name: Masters At Work
Album title:Our Time Is Coming
Release:
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4/9にMaster At Work名義の3枚目のアルバムがようやくアメリカで発売。Nuyorican SoulのRunawayで誰もがフロアで踊らされた記憶があるはずですが、そう、その張本人です。今回もIndiaをはじめ、Patti Austin、Stephanie Mills、Roy Ayers、James Ingram...らといった大御所をゲストに迎え、80年代ディスコでかかっていたようなトラックを彼ら独自のラテンフレーバーをからめながらタイトにクラブで踊れるようなアレンジ。まさに#2のPatti AustinがフューチャーされたLike A Butterflu(You Send Me)に#6のRoy AyersがボーカルOur Time Is Coming(バックの鉄琴サウンドがカッコよい!)はそれにふさわしい一曲、他にもディスコ、ラテン以外にも#4のWorkからFela Kutiをトリビュートした#5のMaw Expensive Felaにかけてはfemale ボーカルの入ったアフロビートも交えて、NYらしい様々な音楽がMIXされたともいえる、彼らの最高傑作でしょう。9/11のWTC事件において彼らの知人友人、そして被害者への追悼を込めた最後の#15はたトラック(ボイスメッセージをフューチャー)アルバムを締めくくっています。
[Text by ToMoKo]

Artist name:
Album title:Body&Soul Vol 4
Release:
Label:

フランソワ・K、ダニー・クリヴィット、そしてジョー・クラッセル が主催する今やニューヨークの伝説的なハウス・イベント、ボディ&ソウルのコンピ第4弾。5月のヴェルファーレでのイベントもまだ記憶に新しいなか、収録された12曲はディープ・ハウスを中心に激しく、そして時に心地良く体に響く。ブレイズがミックスをしたモンドグロッソの「Star Suite」はイベントでもヘビー・ローテーション。マンデイ満ちるのディーヴァ・ボイスがフロアの高揚感を誘う。また、今や欠かすことの出来ないフランキー・ナックルズの「Keep On Movin'」もアルバム終盤を支え、盛り上げる。残念ながら2002年7月をもって終了しただけイベントなだけに、これを買って疑似体験すべし!
[Text by J. Saeki

Artist name: Agent K
Album title:Feed The Cat
Release: 2002/03/31
Label: Laws of Motion

日本やロンドンでは去年のうちにリリースされていたAgent Kのアルバム「Feed The Cat」がGiant StepsよりUSリリース。昔のハービーハンコックを彷彿するキーボードを中心に流れるようなスペーシーなサウンドが全体を包み込んでいるような気分にさせる。余計な音を削除したシンプルでタイトなメロディ、ジャズやフュージョンのような上品さが残るものの、打ち込みの音でもしっかりと生の迫力を感じる事ができる。最近の流れでもあるダウンテンポやブラジル系ハウスが多い中では異質であり、職人気質なサウンドを楽しめ、4HERO好きならとにかく押さえておきたい一枚。ボーナストラックとしてRideaway Getaway(ボーカルはCarleen Anderson!)のDJ SpinnaとBlazeのRemixが入っていて、DJ SpinnaはS.Wonderを彷彿するような70〜80年代ソウル風に仕上げており、Blazeはややエレクトロ風、地味な刻みの入ったリズムが最後まで耳に残るように仕上がっている。[Text by ToMoKo]

[2002年9月〜2003年3月] 

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