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Jazz
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も幅広く、カントリー、ブルース、ゴスペルからジャズまで実に多才なセンス でびっくり!レコーディング・エンジニアを目指して大学に入り、ライヴ・ハ ウスであのラッセル・マローンのギターを聴いてギタリストに転向したという のです。ラィベーションとはウイスキーからアイスティまで飲み物の意味です。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
Artist
name: ダイアン・リーヴス Album title: 「リトル・ムーンライト」 Label: 東芝EMI Release: 7/30 ブルーノートのドル箱歌姫ダイアン・リーヴスの最新録音盤には時を経つのも 忘れて聴き入った。声も成熟しており今が盛りである。本格ジャズヴォーカル の第2世代トップの実力を発揮している。ヨーロッパ出身の女性ジャズヴォー カリストを褒めまくる風潮もあるが、このアルバムを聴けばジャズヴォーカル の真髄に触れることが出来る。なんでも本物にはかなわない。 | ||||
Artist
name: ハロルド・メイバーン Album title: 「ドント・ノー・ホワイ」 Release: 7/24 Label: Venus records ピアノ・トリオの名盤を続々とリリースするヴィーナスからまた傑作が出まし た。日本にも再三やってきてすっかりお馴染みのピアニスト、H・メイバーン のトリオです。三位一体、火の車のように音のエネルギーが迫ります。ヴィー ナスの原さんの口癖「ジャズ・レコードは原寸の大きさの音で聴いて欲しい」 大きな音が出せなくともピアノのうなりは生ナマしく聴こえてきます。 [Text by Shou Nagasawa] | ||||
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name: ビル・チャーラップ Album title: 「ラヴ・ユー・マッドリィ」 Label: ヴィーナス・レコード Release: 8/21 ビル・チャーラップ、デヴィッド・ヘイゼルタイン、ラリー・フラー、私が惚 れ込んでいる現役のジャズピアニストたちだ。ビル・チャーラップのピアノ・ トリオは別名「ニューヨーク・トリオ」と呼ばれている。歌心溢れる演奏が特 徴でニューヨークの夕方の気配が漂う。ビル・スチュアートのドラミングが歯 切れよく夕日の光芒のようにキラキラと射す。音質が素晴らしい! | |||
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name: ステファノ・ボラーニ Album title: 「愛の語らい」ヴィーナス・レコード release: 6/25 アルバム「ヴォラーレ」「黒と褐色の幻想」でイタリアン・テイストのジャズを たっぷり聴かせてくれたステファノ・ボラーニ・ピアノトリオが、今度は敬愛 するアントニオ・カルロス・ジョビンの作品を演奏。何といっても日の出のよ うにキラキラと楽器の音が輝く。ピアノ・トリオの名盤を送り出すヴィーナス・ レコードの原さん「大きめの音で聴いて欲しい」決してうるさくないのです。 [Text by Shou Nagasawa ] | ||||
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name: ジョー・ベック Album title: 「ガール・トーク」ヴィーナス・レコード release: 6/25 ジャズには聴く人をリラックスさせる媚薬効果もある。楽器編成もさらに麻薬 効果を倍加させる。オルガンとギターとドラムスの組み合わせが奏でるレイジ ーな世界に浸ってみませんか。6月のけだるい季節などに聴くぴったりなジャ ズもあります。ちょっとお洒落でファンキーなサウンドが流れます。ついつい ドライマティニなど作って水滴が落ちるほど冷やして飲んでしまう。 [Text by Shou Nagasawa ] | ||||
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name:スチューイ・フォン・ワッテンーウィル Album title:「スチューイ・フォン・ワッテンーウィル・トリオ・ フィーチャリング・エリック・アレキサンダー」 Roving Spirits release:4/23 ジャズ評論家でありながらプロなみのテナーサックスを吹ける男、岡崎正道さ んが試聴盤の1曲「モーメント・トゥ・モーメント」を聴いて感激のあまり仲 間のライターに夜中FAXを送ったというほどエリック・アレキサンダーのテ ナーサックスがすばらしい。スローな曲にこそ情緒が溢れるエリックの独断場 で、もうたまらない。こんなテナー吹きは、今何処を探してもいない。 [Text by Shou Nagasawa ] | ||||
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name: エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン Album title:「 マイ・フーリシュ・ハート」ヴィーナス・レコード release :4/23 今、日本でいちばん人気のあるピアニストといえばエディ・ヒギンズではない だろうか。その情緒が日本人の心にぴったりしているからだ。「魅せられし心」 「アゲィン」などのピアノ・トリオ・アルバムがヒットした。スコット・ハミ ルトン(ts)との競演は「煙が目にしみる」に続いて2作目で、これも実に 歌心溢れる素晴らしい演奏だ。ステージかぶりつきの音が聴こえる。 [Text by Shou Nagasawa ] | ||||
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name:テディ・エドワーズ Album title:「スムース・セィリング」High Note (輸入盤) release:2003/02/28 テナーサックスの達人がまたひとり4月20日に亡くなった。多くのジャズの 巨匠たちと競演したあのテディ・エドワーズ、78歳であった。この最新アル バムは遺作になるかもしれない。1曲目の「Going Home」を聴いて 最後の力を振り絞って懸命に吹いているテディの姿が目に浮かぶ。音がゆらゆ らと天に向かって舞い上がるような感じで、まさに白鳥の歌となった。 [Text by Shou Nagasawa ] | ||||
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name: ピート・マリンヴェルニ Album title: 「オータム・イン・ニューヨーク」Reservoir (輸入盤) release: レザボア・レーベルには「ニューヨーク・ピアノ・シリーズ」というピアノ・ トリオの定番がある。ロブ・シュナイダーマン、ケニー・バロン、ジョン・ヒ ックス、ステーブ・キューンなどと肩を並べるピアニスト、ピート・マリンベ ルニの最新録音だ。9月11日ニューヨークの悲劇と殉職した友人の消防隊長 を偲ぶ「NYの秋」録音エンジニア・J.アンダーソンのセンスが随所に光る。 [Text by Shou Nagasawa ] | ||||
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[情報提供:9/25/03 長澤 祥]
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