約2年振りとなる待望のセカンドアルバム
「Morning Light」
ANANDA PROJECTは、様々な形容詞が何の違和感もなく捧げられてしまうユニットと いえる、まさにハイブリッドなサウンドをもつ。優れたダンス・トラックをリリース
し、同時にリスニング・ミュージックとしての側面も抜群に高い。ブレイクビーツに ミニマルなテクノ、ジャズにダブにアフロにブラジリアン、スペイシーだったり土臭
かったりプログレッシヴだったりムーディだったりスピーディだったり、浮遊感満点 だったり。既成のハウス・ミュージックの型にははまらぬ、あくまでも自由な表現欲
求に基づいた独特の作風は、ANANDA PROJECTの魅力であり、そのプロデューサーであ るChris Brannの個性といえる。2000年9月ファーストアルバム『Release』、2001年
7月リミックスアルバム『Re-Release』を発売し、クラブミュージックのアーティス トアルバムとしては好セールスを記録。世界〜日本のクラブミュージック・シーンに
おいて重要なアーティストとなる。
今作は、約2年振りとなる待望のセカンドアルバムはダンサブルでありならも、よ り内省的でディープな楽曲に仕上がっており、より深く濃くアナンダ・プロジェクト
の世界が繰り広げられています。前2作のアルバムがそうであった様に、ハウスミュ ージックの枠に留まることなく、全てのクラブミュージック〜ダンスミュージックの
ファンにアピールする事でしょう。
Ananda Project/2nd album 「Morning Light」(CTCR-14245)
2003/04/23発売 ¥2,427(税抜)
日本盤先行発売・日本盤のみのボーナストラック収録
【収録曲】
01.Suite Dreams - Interlude
02.I Hear You Dreaming
03.Rain Down
04.Tangerine
05.Kiss Kiss Kiss
06.ICU
07.Justice, Mercy
08.The One
09.Suite Dreams Pt. 1
10.Seacrets
11.Can You Find The Heart ?
12.Suite Dreams - Reprise
13.I Hear You Dreaming (Larry Hard Remix) *Bonus track for Japan【Chris
Brannより】
今回のアルバム"Morning Light"に前作との繋がリをもたせようとしたのはもちろん
なんだけど、それと同時に歌としてのエモーショナルな部分をもっと響かせようとも
したんだ。 それはただキャッチ−なフックやアドリブ、といった事では無く、歌詞
に意味をもたせたり、メロディーのストラクチャ−に気を使ったり。むしろ意識して
通常のハウスのトラックをプロデュースする行程、ビートといくつかのサウンドを重
ねるという方法、の逆を行こうとした。リズムセクション無しで曲を聴いてもそれだ
けで通用するようなものを作りたかったんだ。
【イベント告知】
King Street Sounds,Nite Grooves,Cutting Edge Presents
Ananda Project"Morning Light"Release Tour
Ananda Project feat.Heather Johnson,Terrance Downs
5/30(fri)@Yellow-Tokyo
DJ:Chris Brann,Craig Roseberry,Kaoru Inoue,EYE
OPEN:22:00
ADV:3500円-1D/3000円-1D(WITH FLYER)
INFO:03-3479-0690 <18+W/ID>
5/31(sat)@grand cafe-osaka
Realize
DJ:Chris Brann,Craig Roseberry,Daisuke Ito,Eitetsu Amano,Komatsu,Atsushi
VJ:GRAPHIC GROOVE
OPEN:20:00
ADV:3,000yen/w1d
INFO:06-6213-8637
INFOMATION:
King Street Sounds/Nitegrooves Japan TEL&FAX:03-5775-6945
King Street Sounds/Nitegrooves a division of Hi's production U.S.A.Inc.
TEL:212-594-3737 FAX:212-594-3636
VISIT OUR WEBSITE AT:www.kingstreetsounds.com
【バイオグラフィー】
アトランタベースのプロデューサー/コンポーザ−/リミキサーChris Brannは、間
違い無く現在のダンスミュージックアーティストの中で最も多くの作品を産み出し、
多方面に渡って活躍しているアーティストの中の一人と言って過言では無いだろう。
Wamdue Kids, Wamdue Project, Ananda Project, P'taah、そして彼の名義のプロジ
ェクトまで、そのどれもが多大な評価を得てきた。(2000年にはWamdue Projectとし
てリリースした"King of My Castle"が全世界で200万枚のセールスを記録) 彼のア
ブストラクトかつクラシックなアプローチは音の持つ無限の可能性を感じさせてくれ
る。
Everything But The Girl, Susan Baca, KD Lang, Vivian Green, Mondo
Grosso,Snooze, Bebel Gilberto, Thomas Newman, Boney James/Rick Braun,
Tweaker feat. David Sylvianといったアーティストの楽曲を斬新にリコンストラク
トした後、プロダクション/リミックスの依頼が殺到。しかし、彼自身はスターとし
て表に出る事を望んではいなく、才能のある人々とのコラボレーションによって音楽
を発表したいだけなのだ。
"Morning Light"はAnanda Projectとしては"Release"とそのリミックスアルバム
"Re:Release"の次のアルバムとなる。このアルバムは彼の作曲能力の高さ、そして様
々なアーティストの才能を一つにまとめてヴィジョンを表現する手法の上手さを見事
に描きだしている。
彼自身の言葉がさらにそれを裏付ける。『Morning Lightは、過去のAnanda
Projectの作品とつながりのある物にしたいとは思っていた。ただ、もっと曲の感情
的なコアの部分に近付きたかったんだ。それはキャッチ−なフックとかアドリブを付
け加えるといった様な意味で無く、詞にもっと意味をもたせたりメロディー自体の構
成を考えなおしたり。』
"Morning Light"はコンポーザ−としてのChrisの才能を証明した以外に、ローカル
に、そして世界的に活躍する他の様々なアーティストの力量も見せてくれた。すでに
Ananda ProjectのレギュラーとなったHeather Johnson, Terrance Downs,
MartaGazmanがヴォーカルを取るのは勿論の事、NYハウスディーバのLydia Rhodes,
Sylvia Gordon (NYベースのエレクトロニックジャズデュオKuduのメンバー)、
Nicole Hitchcock(UKベースのMandalayの元メンバー)、キーボードのJulius Speed,
ギタ ーのEde Wright, パーカッションのGenoa MunginとKima Moore、サックスの
KebbiWilliams, ベースのDarrvl Freemanといったミュージシャンがグループをソリ
ッドなものとしている。
Chirsの指揮によりAnanda Projectはオーガニックで、かつエレクトリックな巧妙さ
を持った、官能的な作品を作り上げた。この多方面に渡る魅力を持つアルバムは時代
を選ばないクラシックな構成を持ちつつも今の時代を感じさせるエレクトリックな装
飾もあわせ持つ。 クラシックなR&B的楽曲と熱狂さを持つメロディー、夢の様なコ
ードと誘惑的なリズム、 "Morning Light"は洗練され、情熱的に構成された傑作であ
る。
このアルバムは恐らくアーティストにとっては自然な流れだったに違いない。モダン
なアフロラテンとバレアリックのリズム、ソウルフルなディープハウスとオーケスト
ラ的なテクスチャーを持つジャズの影響を持つお音による絵画。 Larry
Heard,George Duke, Stanley Clarke, Azymuth, Flora Purim, Airto, Lonnie
ListonSmith, YMO, David Sylvianと多岐に渡るアーティストに影響されたと語る
Chrisの趣 味を物語るかの様に。
『人生における潮の満ち引きの様な物を表したかったんだ。成熟、成長する為に伴う
進化とチャレンジとが自己分析、正直さ、経験、許し、そして受け入れる事を経て出
てくる物。 僕自身も人間として、そしてアーティストして成長したと思うし、それ
が反映されていると思う。さりげなく、そして正直な音のコレクションを作りたかっ
た。 自分の内面に向かう旅で、人生を肯定する作業だと思って欲しい。とても想像
的でパーソナルな経験を語っているけれど、これは人間の特質の一つで皆に共感して
もらえると思っているよ。』
2年かけて制作された"Morning Light"は啓示的である。ダンスフロアー向けのアル
バムであり、黙想的な部分と熱狂的な部分、アンダーグラウンドとメインストリーム
のバランスがパーフェクト。 "Kiss Kiss Kiss" "Rain Down" "Secrets"等は活き活
きしており、Marvin Gayeの影響を感じる"Justice, Mercy", リードシングルとなる
"I Hear You Dreaming" 等は温かいテクスチャーを持った瞑想的な要素を持ってい
る。そして"Suite Dreams", "The One", "Can You Fiind
the Heart"といった曲は最
もディープなイマジネーションを起こさせる。
『意識的にそうした部分もあるんだ。通常のハウスのトラックの制作過程、つまりビ
ートにサウンドを重ねていく方法、というのの逆を行こうとした。リズムセクション
を抜きで聴いても曲として通用する物を作りたかった。』
このアルバムが発表される前、限定10インチシングルとなった"Jusrice ,
Mercy"のMandalayとAquanoteによるリミックスが、そして"I Hear You Dreaming"の
LarryHeard とCottonbellyによるリミックスがリリースされた。また、
"Re:Release"のアルバムではDanny Tenaglia, David Morales, Ben Watt,
Joe
Claussell, Blaze,King Britt, Kyoto Jazz Massiveといった世界に知られる多岐に
渡るリミキサーとコラボレート。
洗練され傑出し、凝集性があり複雑でもある。"Morning Light"は新しい日々の夜明
けにおける再生と希望を表しているのだ。
INFOMATION:King Street Sounds/Nitegrooves
Japan TEL&FAX:03-5775-6945
King Street Sounds/Nitegrooves a division of Hi's
production U.S.A.Inc.
TEL:212-594-3737 FAX:212-594-3636
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