最新　ディスクレビュー／2004年　2月／クラブミュージック、ソウル、R＆B、ジャズ

　最新ディスクレビュー／2004年　2月

#027


	Artist name: V.A Album title: Required Listening <Japanese Edition> PCD-23501 Release: 2004/4/16 Label: Ｄｏ　Ｒｉｇｈｔ！Ｍｕｓｉｃ友人達による素晴らしい音楽を、もっと多くの人に届けたいというコングの願いから生まれたこのコンピレーションCDは、クラブを中心とした現在のトロント音楽シーンのスナップ・ショットと呼べるものだ。この都市のシーンと共に成長してきた彼は、90年代前半からDJとして活躍、ジャズやソウル、ハウス、そのほかあらゆるディープな音楽に愛情を注ぎ、世界を飛び回るDJとして尊敬と注目を集めている。コングが愛するのは音楽そのものであり、ジャンルは関係ない。だからこそ、（オタワのB.A.W.コレクティヴを除いて）すべてトロントで活躍するアーティストだけで構成された本作『リクワイヤド・リスニング』は、幅広い音楽的範囲を網羅する作品となったのである。 [Text provided by P-vine record Yamauchi]
	Artist name: Fabrice Lig Album title: My 4 stars PCD-23495 [CD] Release: 2004/4/16 Label: P-vine records ベルギー出身ながらE-Dancer（ケヴィン･サウンダーソン）“Banjo”リミックス、Bug Orchestra名義での作品発表でデトロイトでも「コズミック･ソウルのDNAを受け継ぐ」とみなされたファブライスの最新作。Heiko Lauxが主宰する良心的テクノ・レーベル、Kanzleramtから発表。 [Text provided by P-vine Yamauchi]
	Artist name: 奥山みなこ Album title: MUCH LOVE Release: 2004/4/28 Label:flower records, UNIVERSAL MUSIC K.K レゲエ・ディスコ・ロッカーズ「OASIS」のリード・ヴォーカリスト、またS-WORDやマンスフィールド、トシユキゴトウなどへの客演を通じて、その類い希な歌唱力で人々を魅了するシンガー・ソングライター、奥山みなこの初ソロ作品が完成しました。ジャズ、ソウル、レゲエなどを基調としたシンプルな生演奏（ヴォーカルを含め一発レコーディング！）をバックに、のびやかに、おおらかに歌いかける７編の愛のうた。今、全ての音楽ファンに贈る必聴盤！ [Text provided by horino/ Flower records]
	title: The World's Finest DJ's Club Classics Guide Book「DOUBLE STANDARD」監修：須永辰緒 Release: 2004/3/12 Publisher: Blues interactions 日本が世界に誇るDJ陣による総枚数1110枚の長篇クラブ・ミュージック・ガイドがついに登場！本書の発起人にして監修者・須永辰緒をはじめ、小西康陽、クボタタケシ、 DJ NORI、池田正典、高宮永徹、常盤響、TOSHIYUKI GOTO、松田"CHABE"岳二、小川充、小林径ほか豪華執筆陣が選りすぐった膨大なディスクを一挙紹介。各盤にはレビューやデータに加え、BPMや値段の適正が一目瞭然となる"レーダーグラフ"を掲載。DJならではの現場感覚がパッと見て確認できる、今までにないまったく新しいディスクガイドです。更に各DJの自宅やスタジオに加え、行きつけのレコードショップも大公開！また、日々のレコードハンティングに最大限の効力を発揮するようデイリーコンサイス風・合皮張りという造本で、使いこむほど味がでる仕様になっています。クラブという空間に渦巻く喜や哀楽（この際＜怒＞はナシで）をしっかり受けとめる名盤・命盤・冥盤・迷盤・鳴盤・酩盤の数々を、じっくり末永くお愉しみください。 [Text provided by horino/ Flower records]
	Artist name: Youngsters Album title: ジ・アーミー・オブ 1.0 Release: 2004/04/03 Label:F-commnications フランスで大人気のローランガルニエが主宰するレーベル、F-Communicationsから、遂にYoungstersの3rdアルバムがリリース。今作では、GilleとOliver達とのコラボレーションにより、それぞれのアーティストから受けた影響を独自のテイストに仕上げる。エレクトロニック・ミュージックという枠には捕われずに、様々なジャンルから、彼が吸収したすべてがここにある。 [Text provided by Stephane]
	Artist name: クリスティーナ・ミリアン Album title: イッツ・アバウト・タイム Release: 2004/03/24 Label:アイランド本国アメリカのR&B界でブレイクを果たしたクリスティーナ・ミリアンが、日本でもヒットを飛ばした、デビュー・アルバム『クリスティーナ・ミリアン』に引き続き、彼女の実力がパワーアップされた感のある2ndアルバム、＜イッツ・アバウト・タイム＞。今作では張りのある独自の歌唱力を最大限に引き出すうえで、プロデューサーには、ポリー・ポール、ブライアン・コックス、ウォーレン・キャンベルなどを起用。今後さらに主張の強い女性R＆Bシンガーとして君臨していくこと間違いなし！？ [Text by maki]
	Artist name: Asher Album title: コンフェッションズ Release: 2004/03/24 Label:アリスタアッシャーがひさびさ、約2年ぶりとなるニュー・アルバム＜コンフェッションズ＞をリリースした。今作はデビューからずっと親しんでいるプロデューサー、ジャーメイン・デュプリのほか、実力派のネプチューンズ、そして、ジャム＆ルイス等が参加し、アッシャーをバックアップ。ビルボードでも発売直後よりみるみるうちにランクインするほど、質、内容ともに充実している。 [Text by maki]
	Artist: ウイントン・マルサリス Album title:「ザ・マジック・アワー」 release: 2004/3/24 Label: Blue Note 東芝EMI トランペッター不在のなか一人だけブルースを吹き続ける男がウイントン・マルサリスだ。このアルバムにはセンスとテクニックに加え音のエネルギーが充満している。輝くトランペットのひびきを支えるピアノトリオの音も明晰で目と耳の鱗が落ちる。音と演奏ともベスト・アルバムとして推薦。ダイアン・リーヴスとボビー・マクファーリンのヴォーカルも参加している。［Text by Shou Nagasawa］
	Artist name: チャノ・ドミンゲス Album title: 「コン・アルマ」 release: 2004/3/24 Label: ヴィーナスヨーロッパ・ジャズが日本で流行している理由は日本のレコード会社が話題をそこに求めているからだ。スペイン生まれのチャノ・ドミンゲスもその一人。土着の音楽をジャズにした１曲目「ラ・タララ」スペインの血が騒ぐ演奏だ。活きた魚がピンピン跳ねているような生命力が演奏に溢れている。アメリカ人がやる定番スタイルのジャズとは一味ちがう音のエネルギーに圧倒される。［Text by Shou Nagasawa］
［2/25-3/25］

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	Artist name: V.A Album title: Required Listening <Japanese Edition> PCD-23501 Release: 2004/4/16 Label: Ｄｏ　Ｒｉｇｈｔ！Ｍｕｓｉｃ友人達による素晴らしい音楽を、もっと多くの人に届けたいというコングの願いから生まれたこのコンピレーションCDは、クラブを中心とした現在のトロント音楽シーンのスナップ・ショットと呼べるものだ。この都市のシーンと共に成長してきた彼は、90年代前半からDJとして活躍、ジャズやソウル、ハウス、そのほかあらゆるディープな音楽に愛情を注ぎ、世界を飛び回るDJとして尊敬と注目を集めている。コングが愛するのは音楽そのものであり、ジャンルは関係ない。だからこそ、（オタワのB.A.W.コレクティヴを除いて）すべてトロントで活躍するアーティストだけで構成された本作『リクワイヤド・リスニング』は、幅広い音楽的範囲を網羅する作品となったのである。 [Text provided by P-vine record Yamauchi]
	Artist name: Fabrice Lig Album title: My 4 stars PCD-23495 [CD] Release: 2004/4/16 Label: P-vine records ベルギー出身ながらE-Dancer（ケヴィン･サウンダーソン）“Banjo”リミックス、Bug Orchestra名義での作品発表でデトロイトでも「コズミック･ソウルのDNAを受け継ぐ」とみなされたファブライスの最新作。Heiko Lauxが主宰する良心的テクノ・レーベル、Kanzleramtから発表。 [Text provided by P-vine Yamauchi]
	Artist name: 奥山みなこ Album title: MUCH LOVE Release: 2004/4/28 Label:flower records, UNIVERSAL MUSIC K.K レゲエ・ディスコ・ロッカーズ「OASIS」のリード・ヴォーカリスト、またS-WORDやマンスフィールド、トシユキゴトウなどへの客演を通じて、その類い希な歌唱力で人々を魅了するシンガー・ソングライター、奥山みなこの初ソロ作品が完成しました。ジャズ、ソウル、レゲエなどを基調としたシンプルな生演奏（ヴォーカルを含め一発レコーディング！）をバックに、のびやかに、おおらかに歌いかける７編の愛のうた。今、全ての音楽ファンに贈る必聴盤！ [Text provided by horino/ Flower records]
	title: The World's Finest DJ's Club Classics Guide Book「DOUBLE STANDARD」監修：須永辰緒 Release: 2004/3/12 Publisher: Blues interactions 日本が世界に誇るDJ陣による総枚数1110枚の長篇クラブ・ミュージック・ガイドがついに登場！本書の発起人にして監修者・須永辰緒をはじめ、小西康陽、クボタタケシ、 DJ NORI、池田正典、高宮永徹、常盤響、TOSHIYUKI GOTO、松田"CHABE"岳二、小川充、小林径ほか豪華執筆陣が選りすぐった膨大なディスクを一挙紹介。各盤にはレビューやデータに加え、BPMや値段の適正が一目瞭然となる"レーダーグラフ"を掲載。DJならではの現場感覚がパッと見て確認できる、今までにないまったく新しいディスクガイドです。更に各DJの自宅やスタジオに加え、行きつけのレコードショップも大公開！また、日々のレコードハンティングに最大限の効力を発揮するようデイリーコンサイス風・合皮張りという造本で、使いこむほど味がでる仕様になっています。クラブという空間に渦巻く喜や哀楽（この際＜怒＞はナシで）をしっかり受けとめる名盤・命盤・冥盤・迷盤・鳴盤・酩盤の数々を、じっくり末永くお愉しみください。 [Text provided by horino/ Flower records]
	Artist name: Youngsters Album title: ジ・アーミー・オブ 1.0 Release: 2004/04/03 Label:F-commnications フランスで大人気のローランガルニエが主宰するレーベル、F-Communicationsから、遂にYoungstersの3rdアルバムがリリース。今作では、GilleとOliver達とのコラボレーションにより、それぞれのアーティストから受けた影響を独自のテイストに仕上げる。エレクトロニック・ミュージックという枠には捕われずに、様々なジャンルから、彼が吸収したすべてがここにある。 [Text provided by Stephane]
	Artist name: クリスティーナ・ミリアン Album title: イッツ・アバウト・タイム Release: 2004/03/24 Label:アイランド本国アメリカのR&B界でブレイクを果たしたクリスティーナ・ミリアンが、日本でもヒットを飛ばした、デビュー・アルバム『クリスティーナ・ミリアン』に引き続き、彼女の実力がパワーアップされた感のある2ndアルバム、＜イッツ・アバウト・タイム＞。今作では張りのある独自の歌唱力を最大限に引き出すうえで、プロデューサーには、ポリー・ポール、ブライアン・コックス、ウォーレン・キャンベルなどを起用。今後さらに主張の強い女性R＆Bシンガーとして君臨していくこと間違いなし！？ [Text by maki]
	Artist name: Asher Album title: コンフェッションズ Release: 2004/03/24 Label:アリスタアッシャーがひさびさ、約2年ぶりとなるニュー・アルバム＜コンフェッションズ＞をリリースした。今作はデビューからずっと親しんでいるプロデューサー、ジャーメイン・デュプリのほか、実力派のネプチューンズ、そして、ジャム＆ルイス等が参加し、アッシャーをバックアップ。ビルボードでも発売直後よりみるみるうちにランクインするほど、質、内容ともに充実している。 [Text by maki]
	Artist: ウイントン・マルサリス Album title:「ザ・マジック・アワー」 release: 2004/3/24 Label: Blue Note 東芝EMI トランペッター不在のなか一人だけブルースを吹き続ける男がウイントン・マルサリスだ。このアルバムにはセンスとテクニックに加え音のエネルギーが充満している。輝くトランペットのひびきを支えるピアノトリオの音も明晰で目と耳の鱗が落ちる。音と演奏ともベスト・アルバムとして推薦。ダイアン・リーヴスとボビー・マクファーリンのヴォーカルも参加している。［Text by Shou Nagasawa］
	Artist name: チャノ・ドミンゲス Album title: 「コン・アルマ」 release: 2004/3/24 Label: ヴィーナスヨーロッパ・ジャズが日本で流行している理由は日本のレコード会社が話題をそこに求めているからだ。スペイン生まれのチャノ・ドミンゲスもその一人。土着の音楽をジャズにした１曲目「ラ・タララ」スペインの血が騒ぐ演奏だ。活きた魚がピンピン跳ねているような生命力が演奏に溢れている。アメリカ人がやる定番スタイルのジャズとは一味ちがう音のエネルギーに圧倒される。［Text by Shou Nagasawa］
［2/25-3/25］