最新ディスクレビュー/2003年 8月 7月
#022

Artist name: BANG BANG
Album title: SILICONE
Release: 10/8
Label:yellow productions japan
フランスのトリップ・ホップ・プロジェクト、オラーノ(Ollano)、また80年代後期 にはオランジュ(Orange、現エールのニコラス・ゴダン&ジャン・ブノワ・ダンケル の2人とアレックス・ゴファーもメンバーだった怪物バンド)といったユニットでも シーンで名を馳せていた、ザビエ・ジャモのソロ・ユニット、バング・バング!待望 の2ndアルバムがイエロー・プロダクションズ・ジャパンより日本先行リリース!全 く新しいバング・バング流「エレクトロニック・ソウル」!彼が操る生楽器は、ベー ス/フルート/ドラムスから、フェンダーローズ/ウーリッツアーなどのキーボード類 までと幅広く、それらとエレクトロニクスを巧みに融合させることで、ジャズ/ソウ ル/ファンク/R&Bなど彼がインスパイアされる音楽のヴァイブで満たされた音像世界 を創りあげています。[Text provided by Flavour of sound

Artist name: i:Cube [>>新作についての独占インタビューへ
Album title: "3 "
Release: 9/26/2003
Label: eclectika
今年のFUJI ROCK FESで、Chateau Flight名義で出演したi:Cubeのサードアルバム”3(スリー)”が、遂にリリースされた。96年にパリにVersatileから,Disco Cubizumでデビューして以来、その実力は世界中のクラブシーンに知れ渡る。
今作は、electronica,detroit techno,houseなど様々なイメージで展開しながらもi:Cubeならではのエキスペリメンタルな部分とelectro-funkな要素が融合した革新的な作品に仕上げている。中でもwu-tang-clanのRZAをフィーチャリングしたトラックは、彼のスムーズなrapとi:Cubeの乾いたエレクトロニカ具合が絶妙のブレンドを見せており、アルバム中一番の聴き所となっている。30を超え、今もっとも脂にのっている、"i:Cube"。Versatileの屋台骨とも言えるアーティストに成長した"i:Cube"の新作は2003年度のelectronic musicのベストアルバムチョイスとなることは間違いない!
[Text provided by Michiaki/MCJP]

Artist name: KOOP
Album title: Waltz for Koop alternative takes
Release: 9/1/2003
Label: Compost
スウエーデン在住のマグナス・ジングマーク、オスカー・シモンソンによるKoop。ユニットの結成は1995年以前に遡り、音楽好きの学生サークルの中で彼らは出会う。ヒップホップやデトロイト・テクノ、ハウスなどのクラブミュージックを通して音楽にのめり込んで行ったマグナス。一方チャーリーパーカーやジョンコルトレーンがアイドルで、ジャズコンボでピアノを弾くという生粋のミュージシャン気質のオスカー。異なるバックボーンを持つ2人が、1960年代からの北欧ジャズの伝統を受け継ぎ、スウエーデンから新たなるクラブ・ジャズを発信するという決意に燃え、お互いに手を結ぶ。これがKoopの誕生である。1995年に「Sons Of Koop」という12インチEPを発表。97年にはスウエーデンのDiesel Music傘下のGRAからCDでファースト・アルバム「Sons Of Koop」を発表。翌年に発表された「Glomd」の12インチシングルは、Jazzanovaがリミックスした「Absolute Space」という曲をカップリングしており、後にKoopがJCRから作品をリリースするキッカケにもなる重要な一枚である。2000年にはトップジャズDJのジャイルス・ピーターソンによるコンピ「Worldwide」に、新曲の「Walts For Koop」が収録され大きな反響を呼ぶ。そして遂に「Walts For Koop」は、JCRからライセンスリリースされる。Koopの作品の中で目を引くのは、そのバラエティー豊かなヴォーカル陣だ。ファーストから引き続いて「Walts For Koop」に参加の女性シンガーのセシリア・スタリン。また、クラブジャズシーンからテリー・キャリアー。元ガリアーノで、最近は2Banks Of 4や、Earl Zingerなどのユニットで活躍するロブ・キャリアー、日系スウエーデン人ヴォーカリスト、ユキミ・ナガノなど起用している。[Text provided by Michiaki/MCJP]

Artist name: Natural Calamity
Album title: "GATHERING -Best Of Natural Calamity95-99"/PUCA-1023
Release: 9/10/2003
Label: FLAVOUR OF SOUND

あらゆる音楽を飲み込むサウンドスケープ&静かに高揚するギター・・・
ナチュラル・カラミティ、初のベスト盤!95年〜99年の3枚のアルバムからの
楽曲を中心に、森 俊二本人が選曲。貴重な未発表曲も収録! 4年ぶりとなる新作
「NIGHT IS INDIGO」がAPE SOUNDより同時発売。
Text provided by Flavour of sound

Artist name: Francois K.(フランソワ・ケヴォーキァン)
Album title: LIVE AT SONAR/3EDIS-050
Release: 10/15/2003
Label: Sonor Music
バルセロナ、2002年6月14日。これ以上にパーフェクトな瞬間、セッティング、シチュエーションはなかった。僕は心から、あの愛と興奮の一部分が、僕の初めてのこのライヴCDに反映されていれば嬉しい。(フランソワ・ケヴォーキァン) フランソワ・ケヴォーキァンの『Francois K. Live At Sonar』が1年の満を持して、ようやくリリース!ヨーロッパ最大級のエレクトロニック・ミュージックメディアアート・フェスティバル、Sonar2002の最高のハイライトである今回のアルバムは、フランソワ・Kのキャリアの分岐点であると同時に、彼のCD初のライヴ・レコーディングである 2002年6月14日、フランソワ・KはCentre de Cultura Contemporania de BarcelonaSonar(CCCB)で行われたSonarフェスティバルの"SonarLab"ステージにて、彼のキャリアにおける特筆すべきパフォーマンスをした。ダンス・ミュージックのカルト的存在で、Larry LevanやFranckie Knucklesなどの影響を受けハウスに特化しているフランソワ・Kが、今回はそのスタイルに変化を見せた。それは彼の熱狂的なファンを喜ばせ、またその場にいたフォロワーではない人たちでさえ虜にさせた。 フランソワ・Kはその奇跡的でかつ決定的なイベントの様子を、>>続きへ
[Text provided by Miho Arai/Third-Ear]

Artist name: V.A
Album title: 「Lounge Premiere」HMCX-1001
Release: musive レーベル発売第一弾11.27日発売
Label:
musive

musiveレーベルファーストリリースのfabulife(ファブュライフ) シリーズサンプラーエディション。フレンチラウンジを感じる8曲を収録。 音楽ジャンルではなく気分で味わう「大人系」Feeling Music「ラウンジミュージッ ク」のプルミエールアイテム。 [Text provided by Yoshimi Hishida]

Artist name: Sugami (すがみ)[新作についての独占インタビューへ
Album title: wadium (ワディウム)SSCD-1001
Release: 2003.11.7
Label: Steppin' Stone
これまで関西在住で有り続けながら活動し、多数のシンガーに影響を与えてき たSugamiの初のフル・アルバム。 97年にソロ・アーティストとしてオリジナル作をリリースして以来、独自の音楽を 追求し続けて来たその音楽性が 昇華された、自主制作としては非常にクオリティの高い作品です。 今作は完全セルフ・プロデュースの上、作詩、作曲はもちろんの事、ミックス・ダ ウンまでのスタジオ・ワークを自らも手掛け、 約1年の歳月をかけて全てにこだわって制作された自信作です。 これまでシンガーとしてもブルース、ロック、ジャズ、クラブ・ミュージックと幅 広くのミュージシャン,D.J.と共演し吸収した音楽性を、 鋭くメッセージ性の有る歌詞で昇華させ創り上げた世界は70年代のロック・スピ リッツを感じさせ、 ここまで作品として音楽に真正面から取り組んで制作されたアルバムは近年なかな か見当たらないのではと思います。 性別人種関係なく、自由な感性で生きている全ての人に一度聞いてみてほしい作品 です。 [Text provided by Hayashi/amsys]

Artist name: Calvin Richardson
Album title: 2:35 PM
Release: 9/20
Label: Hollywood
約4年振りにCalvin Richardsonが、待望の2ndアルバム「2:35 PM」をリリース。
70年代のクラッシックソウルの雰囲気と、R&Bをほどよく融合させたひとつひとつの
トラックには、彼のセンスと男の色気が感じられる。
プロデューサーは、アンダードッグス、マイク・シティ、ラファエル等を迎え
Calvinのシンガーソングライターとしてのポテンシャルが存分に引き出された一枚。
全体的にファーストアルバムに比べ音の方も洗練され、まるで70年代の映画音楽
のような印象。スラムビレッジも参加して彼をサポート。かなり良質の一枚です。
[Text by Maki]

Artist name: Marlon Saunders
Album title: Enter My Mind
Release: 10/17
Label: Black Honey

JazzholeのヴォーカリストMarlon Saundersがファースト・ソロアルバム
「Enter My Mind 」をリリース。NYのジャズシーンで精力的にJazzholeと
活動を続けてきた彼の意欲作。70’s SoulとR&Bの要素を融合させて、
声量のあるヴォーカルで歌い上げ、 Marlon Saunders独自の世界を創り出
している。[Text by Maki]

Artist name: George Benson
Album title: IRREPLACEABLE
Release: 11/01/2003
Label: GRP

約3年半振りにグラミー受賞ジャズ・ギタリスト、ジョージ・ベンソンが待望の最新作
「イリプレイサブル 」をリリース。今作では、アレサ・フランクリンなどプロデュース
に携わった 新進気鋭の若手ミュージシャン、ジョシュア・トンプソン、そしてベーシスト
にリチャード・ボナを起用。 ジョージ・ベンソンの華麗なるギタープレイに軽快な
ヴォーカルがなんとも心地よい仕上がりになっている。 [Text by Maki]

Artist name:Conte Candoli
Album title:「Candoli Live at Birdland Neuburg」
release:
Label:nagel heyer
今もっとも活躍している中堅若手のトランペッターといえばウイントン・マル
サリスとライアン・カイザーの2人だ。そのくらいトランペッター不在のジャ
ズ界となった。そんな中1950年代から現在までトランペットの芸人として
元気な存在、コンテ・カンドリの2000年録音のライブを聴こう。ミュート
の音色も楽器の魅力で「Lover Man」に芸とセンスを垣間見ることができる。
[Text by Shou Nagasawa]

Artist name:Wycliffe Gordon
Album title:「Dig This!!」
release:9/20
Label:Criss Cross
新人ミュージシァンのアルバムを「よい音」で積極的に制作することで注目さ
れているレーベル「クリス クロス」から若手トロンボン吹きのワイクリフ・
ゴードン・クインテットが発売となった。ウッドベースのかわりにオルガンを
加える編成が何故か流行している。オルガン独特の音色と持続音がバッキング
に新鮮な演出を与えるからだろう。新しいジャズの雰囲気を聴こう!

[Text by Shou Nagasawa]
Artist name:ヨーロピアン・ジャズ・トリオ
Album title: 「Dancing Queen」
release: 11/19
Label: M&I
「哀愁のリベルタンゴ」「哀愁のヨーロッパ」に次ぐ3部作「哀愁のダンシン
グ・クイーン」が出る。ヨーロッパ・ジャズが流行するきっかけを作った本家
ヨーロッピアン・ジャズ・トリオの最新傑作アルバムで演奏と音のよさに聴き
惚れる。スティングの「フラジャイル」をジャズで演奏する風潮があり、ここ
でも楽しめる。12曲ともポピュラーで口笛を吹きながら聴けるアルバムだ。
[Text by Shou Nagasawa]


Artist name:松永 貴志
Album title:MOKO-MOKO
release:11/6
Label:東芝EMI
フアースト・アルバム「松永貴志」でデビューした若冠17歳のピアニストの
第2弾「MOKO−MOKO」は全曲がオリジナル。相変わらずエネルギッシ
ュにピアノを弾きまくる。とにかく音が飛んでくる。スタンダード曲には名演
が多く若いミュジシァンにとって、ときには壁になる。そこを外してひたすら
彼のオリジナル曲に集中しているのがアルバムの魅力だ。聴いてみよう!
[Text by Shou Nagasawa]

[9/25-10/25]

 

 

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